新トレンド「JUULING(ジュールする)」って一体何!? 流行の陰に潜むものとは!? テキサスのお店にも取材!

9月27日(木)7時0分 tocana

(撮影=清水ミロ)

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 分煙や嫌煙など、愛煙家には肩身が狭く感じられるかもしれない昨今だが、現在アメリカでは電子タバコについて議論が交わされ、調査や研究が進められている。8月20日付の「Disclose tv」、「Buzz Feed News」の記事を元に電子タバコの今をご覧いただきたい。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2018/09/post_18236_entry.html】

■新たなトレンド、その名は「JUUL」ジュール!

 ジュールとは一体何か。ひと言で言えば電子タバコである。ご存知の方もいるとは思うが電子タバコとは乾燥葉や液体を霧状化する器具を吸引するもので主に液状が好まれ、香料によりさまざまなフレーバーが楽しめる。ニコチンを加減することが可能なため、従来のタバコから切り替えてニコチンの量を減らし、禁煙の手助けをするとも言われており、火を使わず充電式で使用することから安全面でも期待されている。アメリカではヴェイプ(Vape)やEシグ(E‐Cig)と呼ばれることが多い。

 その電子タバコ業界で今、若者から絶大な支持を受けているのがサンフランシスコに本社を構えるJUUL(ジュール)だ。2015年に販売を開始してから僅かの間に急激に知名度を上げている。

 手の平に収まるスティック状の本体は携帯電話のモバイルバッテリーのようだ。シンプルでこれ以上はないほどの軽さを誇る。そしてフレイバーの入ったポッドと呼ばれる部分はUSBメモリーに似たデザインで極めて小さい。そして若者に支持されるもう一つの理由は、パソコンやモバイルバッテリーで充電出来る便利さだろう。

 一般的にジュール本体の値段は3000円台から5000円台程度であり、ポッドは4個入りで1800円前後だ。ここ1年ほどでジュールのさまざまなアクセサリーも市場を拡げており、関心を集めている。


■10代の若者だけではなく中高生までが体験済み!!

 アメリカ食品医薬品局(FDA)によると、現在電子タバコは18歳未満への販売は禁止されているが、彼らはさまざまな手段で電子タバコを入手している。アメリカ疾病予防センター(CDC)は、2011年に電子タバコを使用している高校生は1.5%、中学生は0.6%だったのに対して、2015年には高校生が16%中学生は5.3%に上昇していると報告しているのだ。

 その要因の一つとしてインスタグラムやツイッターなどのソーシャルメディア(SNS)に数えきれないほど投稿された10代の若者たちのジュールに関する情報が挙げられている。

 また、ジュールはその外見から未成年者が学校や自宅で隠し持つことが難しくないこと、洒落たデザインに魅力的なフレーバー、そして扱いがとても簡単なことと、若者たちの求める全てがジュールに詰まっている。

 多くの若者たちが夢中になっても驚かないと専門家は言うが、ジュールを調査している研究者や専門家たちが懸念するのは、電子タバコを安全なものだと考え吸引する若者達たちある。ジュールにはニコチンが含まれていることから人体に影響がないとは言い難いとし、ジュールとニコチン中毒の関係や、受動喫煙などの調査を続けていくと訴えている。

 ジュールの最高管理責任者のアシュリー・グールドさんは現在、10代の若者や子どもたちがジュールを使用している内容の投稿をSNSから削除することや実質的にジュールの未成年者使用を阻止するべく努めており、ジュールの公式サイトも閲覧出来る年齢を18歳から21歳に引き上げて年齢の認証にも力を入れるつもりだと語っている。


■ジュールを実際に見てみよう!(米テキサス州)

 約2年前に電子タバコについてトカナでご紹介してからテキサス北部の電子タバコ事情は大きく変わっている。以前は車で10分圏内に3〜4軒あった電子タバコ専門店が、現在は8軒に増えている。そしてガソリンスタンドに併設されるコンビニでもジュールが発売されているのだ。今回はその中の一軒にお邪魔してみた。

・ジュールと従来の電子タバコ(ヴェイプ)ではどちらが売れているか
 電子タバコの方が選択肢が多いのでヴェイプが売れているが、ジュールの売り上げも急激に伸びている。

・ジュールの客層は?
 中高年も試しに購入するが、ヴェイプに戻る人が多い。10代から20代はジュールのみもしくはヴェイプと使い分ける人が多い。

・未成年者が購入に来た場合の対処は
 18歳未満は入店不可だが、成人が購入して未成年に譲渡する場合は防ぎようがない。

・スタッフにジュールを吸った事があるかを尋ねた
 もちろんある。感想は、ニコチンが含まれていると感じない。ヴェイプよりも煙の量も少なく軽い印象。それゆえ子どもたちの手に渡ると危険なのではないか。

 コンビニでも話を聞いてみたが、専門店のように入店制限をしているわけではないので若者がジュールを購入しようとやって来ることもあり、身分証明の提示を徹底することや偽造の身分証明にも注意を払うようにしていると店員の男性は話してくれた。

 ジュールが若者の間で流行していることは確かだが、販売店は子どもたちにまでジュールが浸透していることに困惑しているようだ。こうしてメディアに露出がある限り、若者の間でジュールは拡がってゆくだろう。日本では未発売のようだが上陸した時にはどのような様相を呈するのか。ジュールと若者たち、そして電子タバコのこれからに注目したい。

(文、撮影=清水ミロ)

tocana

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