20世紀末のロシアで発見されたという謎生物「キシュテム・ドワーフ」の正体は?

9月29日(日)20時30分 カラパイア

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 ミイラ化した遺骸のようにも見えるこの謎生物は、1996年5月に、ロシア、チェリャビンスク地方の村キシュテム南部の墓地で発見されたものだ。

 発見当時それは生きていたが、保護されて3週間後に亡くなったという。発見者は、アレクセイというロシア人男性名の短縮版「アリオシェンカ」と呼んでいたが、一般には「キシュテム・ドワーフ(Kyshtym Dwarf)」の名で知られている。


The Kyshtym Alien


・年金生活を送っている女性が墓地で発見した小さきもの

 発見者は、年金生活者のタマラ・ヴァシーリエヴナ・プロスヴィリナ。当時、彼女は精神疾患に苦しんでいたが、テレパシーで指令を受けたので、急いでに墓地へ向かったという。

 病気のせいか、それまでもタマラは頻繁に墓地へ出かけ、手向けられた花を集めたり、墓石についている死者の写真を家に持ち帰るといった奇行が目撃されていた。

 タマラは普段は穏やかで、人を怒らせるようなことはしなかったが、ときどき、状態が悪くなったときだけ精神病院に入っていた。だから、夜、平気で暗い墓地を徘徊していたのも特別に問題にされなかった。

 それより奇妙なことはべつにあった。"指令"を受けて墓地に向かったタマラは、自分を呼び出した相手を見つけたという。

 それは人間の赤ん坊のような生き物だったが、異様に大きな目はとても人間のものとは思えなかった。それが悲し気な泣き声を上げるので、タマラはかわいそうに思い、家に連れて帰ることにした。

 ボロきれでそれを包み、家に連れてきて食事を与え、新しくできた息子のアリオシェンカと呼ぶようになった。

 謎めいた赤ん坊はタマラが世話をしていたが、タマラの挙動がおかしいことに気がついた隣人が医者に通報したため、タマラは精神病院に入れられてしまった。そのとき、タマラは赤ん坊が家に置き去りになってしまうと繰り返し叫んでいた。

 タマラの義理の娘と親戚が彼女の家に行ってみると、タマラの言っていたことが妄想ではないことがわかった。確かに正体不明の奇妙な”小さきもの”がいたのだ。

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・取り残された小さきものは3週間後に亡くなる

 しかし、彼女たちはこの不可解な”小さきもの”のことをさして重要視しなかった。そのときはまだ、生きていたが、とくにな何か害があるわけではなかったからだ。

 なんの世話もされることなく、がらんとした家の中に置き去りになっていたが、タマラが保護してから3週間後、”小さきもの”は死んでしまった。

 その後、警察が家に踏み込んで”小さきもの”を発見した。小さな遺骸は干からびて、その皮膚には何重ものしわが寄っていたという。


・専門家による調査

 病理学者、婦人科医など多くの専門家がこの遺骸を調べ、皆、これは人間の遺体でも赤ん坊の遺体でもないと口をそろえて言った。人間とはまるで違っていたのだ。

 骨格や頭蓋の構造も人間のものとは違い、極度に変形した突然変異体だとしても、ここまでの変異はありえないという。

 ”小さきもの”は、UFO研究家の関心を惹き、人間の遺体ではないということで、彼らの手に引き渡された。

 長い間に人の手から人の手へと渡っているうちに、いつの間にか所在がわからなくなった。

 UFO研究家は、エイリアンに拉致されたのだと主張しているが、エカテリンブルグ出身のある"新興ロシア人"は、自分の個人博物館に所蔵していると言い続けている。

 現在、”小さきもの”がどこにあるのか、確かなことはわからない。

References:The Kyshtym Being: Dwarf, Alien or What Was That Creature? | Anomalien.com/ written by konohazuku / edited by parumo

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