グラス1つで文字の変化が楽しい「珈琲牛乳のグラス」 珈琲(黒)・牛乳(白)・珈琲牛乳(茶)の各色いかしたデザインが「センスの塊」
2020年10月2日(金)16時11分 BIGLOBEニュース編集部
グラス1つで文字の変化が楽しめる「珈琲牛乳のグラス」がTwitterに投稿され、その発想や仕掛けが面白いと反響を呼んでいる。
「珈琲牛乳のグラス」は、「珈琲」「牛乳」「珈琲牛乳」の浮かび上がる文字の変化が楽しめるグラス。黒い「珈琲」は白い文字色、白い「牛乳」は黒い文字色と、注ぐ液体とは逆の配色にすることで、浮かび上がらせるという仕掛け。さらに、両者を混ぜた珈琲牛乳では、どちらの文字も見えるということまで計算されている。シンプルな仕掛けで、浮かび上がった文字を楽しむことができるオシャレなグラスとなっている。
このグラスは、グラフィックデザイナーの辻尾一平さんが考案したもの。特に、「喫茶店らしいクラシカルさと普段使いでも飽きないシンプルさのバランス」を考慮したという文字は、テイストにこだわり1文字ずつデザイン。グラスを目にしただけでコンセプトなどもわかってもらえるようビジュアルも工夫したという。浮かび上がる文字は、漢字バージョンのほか、必要最小限のデザインに留めた英語バージョンも。このグラスのアイデアについて辻尾さんは、「特に思いついたきっかけなどはなかった」そうだが、普段気になったことをメモしているため「多分メモをとることで頭の片隅に残っているんだと思います」と語っている。
このグラスには、仕掛けが斬新で面白いと称賛の声が殺到。「シンプルだけどコンセプトとか目的がハッキリしてる…これぞデザインだよなぁ」「これはセンスの塊」「天才の作品だ…欲しい…」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。グラスは今後、オンラインで販売される予定となっている。
珈琲牛乳のグラス pic.twitter.com/i45jy4XqUn
— 辻尾一平 (@keltoto) October 1, 2020