『ジョブチューン』皿うどんに審査員の一人が“不合格” リンガーハット社長の「対応」に反響
2024年10月2日(水)4時30分 Sirabee
9月28日の『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」のジャッジ企画を放送。
看板商品の一つである「野菜たっぷり皿うどん」をめぐり、店側と料理人が意見を戦わせた一幕が反響を呼んでいます。
■「野菜たっぷり皿うどん」満場一致ならず
(画像はリンガーハット公式ページのスクリーンショット)「野菜たっぷり皿うどん」は、たっぷりの国産野菜が入った鶏ガラベースの優しい餡と、パリパリの極細フライ麺が大人気の一品。
試食シーンでは審査員たちの箸も進み、リンガーハットジャパンの福原扶美勇社長も「もし不合格が上がったらじっくりお話を聞きたい」と自信をのぞかせます。
ところが、合格を出したのは7人中6人の審査員で、看板商品が満場一致合格を逃す事態に「ええ!?」と現場は騒然。
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■「真剣に向き合うべきだと思って」料理人の想い
他の中華料理人たちが「さすが、看板商品だなと思いました」「定番で人気があるのがよく分かる」と絶賛するなかで不合格を出した、青山はしづめの山田英明シェフは「悩んだんですが、やっぱり真剣に向き合うべきだと思ったので」とコメント。
「一つの麺料理と考えたときに、餡と麺は別ではなく一つのものというイメージ」があるとし、「これは麺を取って餡を取って、自分で調節して食べなければいけない」点をまず指摘します。
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■“餡が染み込む麺”に意見対立
山田シェフは、「(揚げてある極細麺は)食べるスピード、食べ方でも味がどんどん変わっていく」「ベスト(な状態)は極細でパリパリの麺があるんですけど、細いほど餡がすぐ染み込んで柔らかくなっていく」ため、「その部分が一つの麺料理としてどうなのか」と私見。
「他の麺に比べて皿うどんの麺が、劇的に進化しているという印象もそんなに正直ない」とも話し、「これから皿うどんもどんどん進化していって、リンガーハットさんがそれを引っ張っていくのかなとも思いますので、不合格にさせていただきました」と評しました。
これに福原社長は、「分かる話と、もう少し、我々の皿うどんのコンセプトを分かって頂きたいなと思うところも正直ある」と切り出します。
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■社長「想いが違う」自社メニューに誇り
福原社長は「細麺の上に餡をかけると当然染み込んでふにゃふにゃになっていくんですけど、その食感を楽しんでもらうために、半分くらいは(麺に餡を)かけてなかった」「(餡が染みた食感と、パリパリのままの)両方の食感を楽しんでもらいたいという思いで出している」と説明。
「山田さんが仰っていることとは、想いが違うのなかなと思いました」と譲れない部分を訴えつつも、「ただ、そういうお客様がいらっしゃるのも事実でしょうから、そういうことが分かるような案内や告示の仕方も必要だろうと思う」「今度お会いしたときには、合格と言われるように…」と、山田シェフの想いや意見も受け止めていました。
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■「ガチの責任者」それぞれの想いに反響
山田シェフの厳しい評価や料理人としての想い、福原社長の強気な言動には視聴者からも様々な意見が。
しかしながら、社長がジャッジの場に立ち会うこと自体も珍しいことから「福原社長はガチの責任者だわ あんなにしゃべれる社長っているのだろうか?」「社長みずから矢面にたつの従業員愛を感じる」「現場の人なの? ってくらいしっかり説明もできて素敵!!」と反響を呼んでいます。
なかには「社長の強気の姿勢 自信ある商品出してんだぞってスタンスで好きだわ」といったコメントも見受けられます。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)