インバウンド向け「相撲エンタテインメントショーホール」大阪に爆誕!? 中では何が行われるのか、運営会社に聞いてみた

2023年10月4日(水)20時20分 Jタウンネット

海外から日本に観光にやってくる人々を、再びよく見かけるようになった今日この頃。

大阪に、そんな彼らに向けた施設が誕生するという。

2023年10月3日、阪神電気鉄道が発表したプレスリリースには、こんな文字が躍っていた。

2024年初夏(予定) なんばパークスにインバウンド向け"相撲エンタテインメントショーホール"「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」を開業!

ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカとはどんな場所なのか。こんな場所らしい。

......どんな場所なんだろう。ちょっとよくわからないのでリリースを読み進めてみると、「食事を楽しみながら英語で進行する相撲ショーを堪能できるだけではなく、実際の土俵(ステージ)で力士(元力士)たちとの触れ合いや、記念撮影など体験型のエンタテインメント」を楽しめる場所らしい。

画像からは、記者が知る相撲とは異なる、ギラギラした印象を受ける。なんだか、海外のドラマや映画に出てくる「フシギなニッポン」の香りさえするような......?

「相撲が見たい」というニーズを満たすため

どうしてこんな施設が出来るのか。Jタウンネット記者は4日、施設を運営する阪神コンテンツリンクに話を聞いた。

取材に応じたインバウンド事業部の広報担当者によると、「ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ」のメインターゲットは、関西を訪れる英語圏のインバウンド。彼らの"相撲ニーズ"に応えるために、「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」は生まれる。

「大阪では、三月場所くらいしか相撲を楽しめる機会がありません。関西に訪れた外国人観光客の方の『相撲が見たい』というニーズを満たすため、常設で年間を通じて相撲が楽しめる施設を提供します」(インバウンド事業部の広報担当者)

重視したのは、エンターテインメント性。相撲ショーには元力士が登場し、取り組みを実演。そのルール説明は英語でコミカルに行い、来場者が挑戦したり、一緒に写真を撮ったりといった体験型のコンテンツも提供する。来場者に相撲を楽しんでもらうための工夫を詰め込んだ。

また、相撲文化の歴史や背景を学ぶこともできるため、「教育旅行で訪れたい」という問い合わせも、すでに寄せられているという。

メインターゲットはインバウンドだが、日本語対応も可能で、日本人でも「日本の文化を英語で外国人の方に伝えるとどのようになるのかという楽しみ方ができると思います」と担当者。将来的には「ノンバーバルな施設を目指したい」とのこと。

「ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ」は、南海なんば駅直結の商業施設・なんばパークスに24年初夏にオープン予定。国外でもヒットしたNetflixオリジナルシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」のファンにも、嬉しい場所になるかもしれない。

Jタウンネット

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