意外と知られていない、正しい目薬のさし方とは

2022年10月5日(水)17時0分 ココカラネクスト

 目の疲れや乾燥のケアに目薬を愛用している方も多いのでは?しかし、目薬を正しく点眼できている人は意外と少なく、全体の半数以下といわれています。ここでは、目薬の正しいさし方や保存方法についてご紹介します。

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間違った目薬の使い方

目薬は、誰もが一度は使ったことがある身近な薬ですが、正しい点眼方法については意外と知られていません。

次のような間違った使い方をしていないか、チェックしてみましょう。

NG1.点眼後に目をパチパチする
点眼後にまばたきをすると、目薬が目から鼻に流れ落ちてしまい薬の効果が半減してしまいます。

NG2.容器の先を目につけて点眼している
目薬がうまく入らないからといって、容器を目尻やまぶたにつけて点眼していませんか。目やになどで目薬が汚染される原因になります。

NG3.目の周りに落ちた目薬を流し込んでいる
顔についた汚れや花粉、細菌などの異物が目に入る恐れがあります。目から溢れた点眼液は清潔なガーゼやティッシュで拭き取りましょう。

NG4.1日に何度も点眼している
適正回数を超えて頻繁に目薬をさすと、角膜を傷つけてしまう可能性があります。医師や薬剤師に指示された用法・用量を守りましょう。

NG5. 1滴では効果が不安で、2〜3滴点眼してしまう
目薬は1滴で効果が出るように設計されています。量を増やしたからといって効果が高まるわけではありません。1滴を確実にさしましょう。

正しい目薬のさし方

あなたの大切な目を守り、薬の効果を最大限に引き出すためには正しい点眼方法を覚えることが重要です。この機会に正しい目薬のさし方を覚えましょう。

<正しい目薬のさし方>
・石けんで手を洗う
・指で下まぶたを軽く下に引く
・容器の先がまぶたやまつ毛につかないよう注意しながら、1滴を確実に点眼する
・まばたきをせず、目を軽く閉じる
・溢れた薬液をティッシュなどで軽く拭き取る
・まぶたを閉じたまま、しばらく(1〜5分)待つ

目薬をさす回数は1日4〜5回が適しているとされています。起床時、昼休み、15時、夕食前など、点眼のタイミングを決めておくといいでしょう。

点眼後はキャップをしっかり閉めてください。保存方法は目薬によって異なりますが、直射日光を避け、なるべく涼しい場所で保存しましょう。古くなったものや他人のものは使わないようにしてください。

【参考】
「4人に1人が目薬のさし方を間違えている」現代人の角膜が危ない. PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/45562?page=4
(参照 2021-09-03)
目薬(点眼液・眼軟膏がんなんこう)の使い方.参天製薬
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/eyecare/eyelotion/index2.jsp
(参照 2021-09-03)

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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