「住み続けたい街」自治体1位は武蔵野市、駅1位は?

2021年10月6日(水)19時15分 リセマム

住み続けたい自治体ランキングTOP50

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リクルートは2021年10月5日、住み続けたい街(自治体/駅)ランキングを発表した。住み続けたい自治体ランキング1位は東京都武蔵野市、2位は中央区、3位は文京区。住み続けたい駅ランキングは、東銀座が1位となった。

 リクルートの住まい領域の調査研究機関であるSUUMOリサーチセンターは、住まい探しの際に新しい街の魅力に気づくきっかけや、街を選択する際の参考になればと、「住んでいる街に住み続けたいか」という“継続居住意向”に関する実態調査を実施。対象は関東圏にある各駅から6km以内に在住の20歳以上の男女で、1月〜2月にインターネットを利用して行った。有効回答数は、「住み続けたい街」に30万6,948人、そのうち「街の魅力」については4万2,947人。

 「住み続けたい自治体ランキング」TOP50では、1位が武蔵野市となった。2位は中央区、3位は文京区、4位は目黒区、6位は港区、8位は渋谷区と、50位までに東京都23区が多数ランクインした。また、4位は逗子市、8位は葉山町、12位は鎌倉市、13位は藤沢市、17位は茅ヶ崎市、43位は中郡大磯町と「湘南・三浦エリア」が上位の傾向となった。神奈川県では、7位に横浜市西区、15位は中区の「横浜・みなとみらいエリア」も上位の傾向。

 その他、埼玉県では21位にさいたま市大宮区、22位に浦和区など「さいたま市中心エリア」が上位の傾向。14位の横浜市都筑区、25位の印西市、36位の稲城市、39位の多摩市と、「郊外大規模ニュータウン」エリアも上位傾向となった。

 「住み続けたい駅ランキング」では、1位は銀座と築地の中間にある東銀座、9位は馬喰町、18位は東日本橋、21位は人形町、24位は水天宮前、27位は馬喰横山等、中央区の駅が多数上位になった。2位の石上駅、3位の鵠沼駅、6位の片瀬江ノ島駅、7位の鵠沼海岸駅、8位の湘南海岸公園駅と藤沢市の鵠沼・江ノ島エリアの駅がTOP10のうち半数を占めた。5位のみなとみらい、11位の日本大通り、13位の馬車道、28位の高島町とみなとみらいエリア周辺の駅も上位となった。

 今回の調査では、住み続けたい街の条件を探るために、街の魅力を35項目にわたって聴取。その結果、「街の住民がその街のことを好きそう」との関連が強いことがわかった。また「街を好きそう」との関連を探ると、顔見知りができやすい、子育て、教育環境・防災・防犯といった「安心して暮らせる環境」と、個性的な店と、街に賑わいがあり、今後の発展期待がある「賑わいと街の発展性」が重要な要素であることが見えてきた。

◆住み続けたい自治体ランキングTOP10
1位 東京都武蔵野市
2位 東京都中央区
3位 東京都文京区
4位 東京都目黒区、神奈川県逗子市
6位 東京都港区
7位 神奈川県横浜市西区
8位 東京都渋谷区、神奈川県三浦郡葉山町
10位 千葉県浦安市

◆住み続けたい駅ランキングTOP10
1位 東銀座(東京メトロ日比谷線)
2位 石上(江ノ島電鉄線)
3位 鵠沼(江ノ島電鉄線)
4位 北参道(東京メトロ副都心線)
5位 みなとみらい(みなとみらい線)
6位 片瀬江ノ島(小田急江ノ島線)
7位 鵠沼海岸(小田急江ノ島線)
8位 湘南海岸公園(江ノ島電鉄線)
9位 馬喰町(総武快速線)
10位 赤羽橋(都営大江戸線)

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