知っておかないと損!仕事と介護を両立できる「介護休業制度」とは?

10月6日(日)19時0分 TOKYO FM+

秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。10月5日(土)の放送では、厚生労働省 雇用環境・均等局 職業生活両立課長の尾田進さんに、「知っておきたい、仕事と両立できる介護休業制度」をテーマに話を伺いました。


秋元才加、JOY



総務省の調査によると、2016年10月〜2017年9月までの1年間に、家族の介護や看護が理由で仕事を辞めた人は、およそ10万人。そしてその年齢層は、40代から徐々に増え、50歳〜64歳の年代が特に多くなっているのが現状だけに、尾田さんは「これまで積み重ねてきた経験や技能を活かせなくなるのは、本意ではないと思います。また会社側でも、経験豊富な働き手を失うのはとても大きな損失ですから、介護離職は社会が抱える課題」と話します。

そこで、仕事を辞めることなく家族の介護ができるようにと設けられたのが、介護休業制度です。この制度は、家族を介護する場合、介護が必要な家族1人につき通算93日まで休みを取得できるというもの。

尾田さんは、「介護を全て自分でしようとすると仕事との両立は難しいですし、精神的にも肉体的にも負担になります。この制度は自分で介護するだけでなく、介護と仕事を両立するための体制づくりに利用していただけるように設けています」と主旨を説明。

介護と仕事を両立するための体制を整えるには、例えば介護保険の給付を受ける手続きをしたり、介護サービスを選定したり、施設の見学や入所の手続きをするなど、さまざまなことが考え得るだけに、「介護は初めてという方も多いでしょうし、ご家族のお世話をしながらこうした準備をするのは時間がかかります。そんなときに、この制度を利用していただければと」と尾田さん。

ちなみに、この制度は93日間を3分割して利用することができます。例えば、はじめに30日間かけて、介護サービスを受ける準備をし、仕事に復帰。ところが1年後に状況が変わり、新たに施設やサービスを探さなければならなくなった場合でも、残りの63日間を1回、もしくは2回に分けて使うことが可能です。

逆に通院の付き添いや介護サービスに必要な手続きを行うために1日だけ、または半日だけ休みたいというケースも。そんなときには、介護を必要とする家族1人につき年間で5日、2人以上なら10日まで休暇を取得できる「介護休暇」という制度があります。

このほかにも所定外労働の免除や短時間勤務などの制度が、育児・介護休業法に基づき用意されています。勤務先に制度がない場合でも、法律に基づいて、取得したい旨を申し出ることができるほか、パートや派遣といった有期雇用労働者の方も要件を満たせば、申し出ることができます。

また、育児・介護休業法では、介護休業などの制度を利用させない、または申し出をした従業員に対して解雇や不利益な扱いをすることは禁止されており、同僚からのハラスメントを防止する措置も義務づけられています。

尾田さんは、「介護に直面する前から、さまざまな制度の内容を知っておいてほしい。介護は誰もが直面するものだと思って、事前準備をしておくことが大切です。自分に必要な制度をその都度選んで、上手に活用していただければ」と提言していました。

秋元は「こういう制度があるのを知っているのと知らないのとでは全然違うと思う。自分のためにも、仕事を辞めないで済むよう制度をうまく使って、自分のことも大事にしてほしい」と言い、JOYも「誰の身にも起こることだから、会社の人も周りの仲間が介護することになったときに、寄り添ってあげる空気づくりをしてほしい」と話していました。

(左から)秋元才加、JOY、尾田進さん




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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00〜11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/japan/

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