給与デジタル払い「利用したい」人の割合は? - 「現金を引き出す手数料が不要になる」などの声

2024年10月7日(月)14時48分 マイナビニュース

MMD研究所は9月27日、「2024年9月給与デジタル払いに関する調査」の結果を発表した。同調査は9月18日〜19日、18歳〜69歳の男女7,000人を対象に、インターネットで実施した。
給与デジタル払いの認知率は63.9%だった(「知っており、内容を理解している」と「聞いたことがあるが、内容は理解していない」の計)。性年代別でみると、40代男性(74.3%)が最も多く、次いで50代男性と60代男性(各70.8%)、30代男性(69.6%)という順になっている。
給与デジタル払いの利用意向について聞くと、22.1%が「利用したい」「やや利用したい」と答えた。性年代別でみると、10代女性(49.0%)、10代男性(43.7%)、20代男性(41.7%)が高く、若年層ほど利用意向が高い傾向がある。
給与デジタル払いの内容理解者を対象に、給与デジタル払いに関する知識について聞いたところ、全問正答率はわずか3.2%だった。 最も正答率が高かったのは「雇用先で給与デジタル払いが導入された場合、必ず利用しなければならない(正解は×)」(79.8%)で、最も正答率が低かったのは「一般的にPayPayはすでにサービスを開始している(正解は×)」(14.9%)だった。
給与デジタル払いを利用したいと回答した人にその理由を聞くと、「キャッシュレス化が進んでいるから」(39.1%)が最も多く、次いで「現金を引き出す必要がなくなるから」(33.4%)、「現金を引き出す手数料が不要になるから」(31.9%)となった。
給与デジタル払いを利用したくない理由で最も多かったのは、 「セキュリティが不安」(35.9%)で、「すぐに現金を下ろせるようにしたい」(33.2%)、「現金で受け取りたい」(29.3%)と続いた。

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