北海道ラーメン界は「4強時代」に突入!? 注目集める室蘭市の「カレーラーメン」とは

10月8日(木)6時0分 Jタウンネット

注目集める室蘭のカレーラーメンとは?(Gpx-evoさん撮影、wikimedia commons

写真を拡大

札幌の「みそ」、旭川の「しょうゆ」、函館の「しお」......。北海道でラーメンといえば、やはりこの3種類を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。


長きにわたりラーメン三国時代の様相を見せていた北海道。「麺下三分の計」ではないが、その人気や知名度もほぼ均衡していた印象を受ける。だが、その3強に食い込むかのように、ここ数年急激に勢力を広げているご当地グルメがある。


「北海道ラーメン 第四の味」を目指して、室蘭市がプッシュしている「カレーラーメン」である。


「鉄のまち」室蘭でカレーラーメンが流行した理由


店ごとの個性が強く出るといわれる室蘭カレーラーメンだが、総じてとろみの強い「ピリ辛」のカレースープに、北海道ではお馴染みの中太ちぢれ麺を使用するのが一般的。ドロッとしたスープがちぢれ麺によく絡み、濃厚な味わいを堪能できるという。ライスとの相性も抜群で、室蘭では「カレーラーメンとライス」が人気のセットになっているとか。


しかし、室蘭はべつにカレーラーメン発祥の地ではない。その起源は諸説あるが、北海道では苫小牧のチェーン店「大王ラーメン」が初めて提供したという説が有力だ。1972年に同チェーンが室蘭に出店したことをきっかけに、地元民の間でカレーラーメンが流行したのだという。


地元紙の「室蘭民報」は、発祥の地よりも盛んに食べられるようになった理由について、「新しいもの好きの室蘭気質と鉄のマチを支える労働者に辛い味が好まれた」と分析している。


2006年に「室蘭カレーラーメンの会」が発足して以降、メディアへの露出も増え、市内では数多くの店舗がカレーラーメンを提供している。「北海道ラーメン 第四の味」という目標について、その手ごたえを室蘭市役所観光課の担当者に聞いてみると、


「札幌のみそや旭川のしょうゆに並べたかどうかは分かりませんが、カレーラーメンの知名度が上がってきた確かな実感はあります」

と語る。発祥の地でない室蘭でカレーラーメンをPRしようと考えた理由については、「ずっと昔から、当たり前のように食べられていた地元を代表するグルメなので」としている。

Jタウンネット

「ラーメン」をもっと詳しく

「ラーメン」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ