ペット飼い主の2割が「コロナ禍で新たに迎えた」と回答 人気上位はやはり「犬」「猫」
2020年10月9日(金)17時47分 キャリコネニュース
SBIプリズム少額短期保険は10月9日、「コロナ禍におけるペットのライフスタイルの変化」に関する調査結果を発表した。調査は9月にネット上で実施し、20歳以上のペット飼育者1100人から回答を得た。
コロナ禍で自宅待機期間が増え、ペットを新たに迎えようと思ったか聞いたところ、「迎えた」(19.0%)が約2割だった。「検討をしたが迎えなかった」は15.5%となった。
新たにペットを迎えなかった理由は「現在の生活環境」
新たにペットを迎えた人を性年代別にみると、大きな差がみられた。「20〜29歳の男性」(61.5%)、「30〜39歳の男性」(50.0%)、「20〜29歳の女性」(42.6%)が特に多く、他と比べて20〜30ポイントほど高かった。
新たに迎えた、迎えることを検討したペットは「犬」(54%)、「猫」(41%)が上位に挙がった。うさぎ、フェレットなどの「小動物」や、ハリネズミなど「超小動物」も約2割だった。
一方、新たにペットを迎えなかった人に理由を聞くと、約半数を占めたのは「現在の生活環境」(46.4%)だった。以降は「経済的な理由」(13.7%)、「譲渡会で迎えようと思ったが譲渡会がなかった」(4.3%)などと続いた。
コロナ禍におけるペットとのお出かけ時に気を付けている点を聞いた。「特に変わりはない」(53.7%)が最多だったものの、「他のペットがいない時間を選ぶ」(23.1%)、「人や動物が多い場所(ドッグラン)へは行かなくなった」(20.8%)といった声も多かった。
ペット用品購入でネット通販が増えた人は2割
外出制限によるペット用品購入の変化については、「ネット通販での購入が増えた」(18.3%)人は約2割だった。
コロナ禍で生活様式に変化もあったようで、「ペットと一緒にいる時間が増え、明らかに体調がよいと感じる」(13.2%)、「以前より体調がよくなったと感じる」(16.6%)といった声も寄せられた。
動物病院に連れていく頻度においても「慎重になった」(12.5%)、「あまり通院しないようになった」(5.4%)と減った人もいた。「動物病院に行くことはない」(16.7%)も一定数いた。
ペットの保険については、最多が「加入検討はしたことがない」(46.3%)だった。以降は「一緒に暮らすすべてのペットが保険に加入している」(22.4%)、「加入検討はしたことがある」(14.8%)と続いた。