新しい飲み方で節酒できる!?アルコールの摂取量を抑える工夫

2022年10月10日(月)20時30分 ココカラネクスト

飲み方を代えてみる

私はほぼ毎日ジョッキでお酒を呷ります。お酒はカクテルチューハイでなくビールでもありません。ビールテイストのアルコール飲料、いわゆる発泡酒です。

これだけを聞けば、さぞかしジョッキを傾ける回数が多いのだろうと思うかもしれません。確かに中ジョッキで3杯行ってますよ。

ですが、自分流の飲み方で、お酒は実質350mlの缶1本で収まっています。満足しているのです。その秘訣をご披露したいと思います。

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1.夕げが始まってから、直ぐにお酒を迎えるようなことはしません。「先ずは一杯」と言わんばかりに流し込まないのです。ジョッキに溢れんばかりの氷と、急須で入れた緑茶をなみなみと注ぎます。ペットボトルで市販されているお茶にはないうま味の、冷茶を飲むのです。ゴクゴクとのどを鳴らしながら飲み干します。

2.ジョッキの冷茶を2〜3杯空けます。もちろん立て続けではありません。もともと飲み物を多く飲んでも平気なので、この程度の量でひと息付きます。

3.それから発泡酒に切り替えます。けど、冷茶を飲むのに使ったジョッキをそのまま使います。そこに氷が残っていても捨てません。逆に氷の嵩を元に戻すために追加するのです。要するに発泡酒のオン・ザ・ロックでおつまみと合わせるのです。

意外と肴は何でも合います。

氷で味が薄くなってマズくなってしまうと思うかも知れません。さすがに「コク」を感じるまでには至りません。ですが、それまで緑茶の味に慣れたところに、発泡酒の味が新鮮でうま味を感じるのです!ビールの味わいを発泡酒でも楽しめるよう、メーカーが商品開発してくれた賜物でしょう。

もともと発泡酒のアルコール含有量が控えめなところに、さらにオン・ザ・ロックにすることでアルコールの刺激を和らげる効果もある。厚労省は男性の場合一日4ドリンクまでの飲酒を推奨している。アルコール7%の酎ハイ350ml約2本分に相当する(※1)から、私の飲酒量はその半分で済んでいます。さもありなんと納得しています。同じ水分量のお酒を飲んでも、アルコールで脳がマヒする惰性飲みにはなりません。

私の場合はお酒を飲む前に、先ず「緑茶」を飲むことが肝要だと思っています。だってアルコール分解による脱水対策になるし、カテキンの効果に期待できる。カテキンは血圧,血液中の脂質や血糖値の改善効果があるから。(※2)

ワインだけでなく、日本酒だって炭酸で発泡性を持たせた商品もあります。ソーダ水で割って飲んだりします。

だから発泡酒のオン・ザ・ロックは邪道だと言わないで下さいね。

【参考】
(※1)健検公式テキスト 増補改訂版 よい飲酒 悪い飲酒
(※2) 同 飲みものと健康

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

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