東大生が答えるお悩み相談室・番外編「東大生の勝負飯」

2024年10月11日(金)19時15分 リセマム

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この「東大生が答えるお悩み相談室」シリーズは、読者から寄せられた質問やお悩みについて、東京大学に在学する現役東大生たちが答える動画企画。今回は、偏差値35から2浪して東京大学に合格し、現在はカルペ・ディエムの代表取締役社長を務める東京大学経済学部4年生の西岡壱誠氏と、東京大学教育学部3年生の新藤篤隼斗氏の対談の番外編。

 東大生は受験当日、どんなものを、どんな理由から食べていたのだろうか。

受験当日食べたもの
 「おにぎり」「サンドイッチ」など、コンビニで買える軽食を食べていたという声が多かった。受験当日だからといって、特別なものを食べたという学生はほぼいなかった。1週間前くらいから食事をルーティン化し、当日も同じものを食べることで、普段通りの実力が発揮できるような環境を整えていたのだそう。

主な理由
・腹持ちが良く、余計な空腹感を感じず、眠くならない程度に栄養を補給できるから
・食べ過ぎると、午後の試験で眠くなる可能性がある
・消化しにくものを食べると胃に負担がかかり、集中力が妨げられるから
・普段と同じ食事環境を整えることで、緊張しすぎずに試験に挑むことができるから

 なお、試験当日は大学周辺のコンビニは混雑しており、時間に間に合うか焦ってしまうので、事前に買って持参するのがお勧めだ。

 また珍しい食事として「餅ピザ」が挙げられた。餅ピザとは、お餅を小さく切ってから、円状に並べて生地の形にし、生地の上にチーズやケチャップをかけたもの。さまざまなレシピがあるだろうが、西岡の家庭では餅生地の上に切ったじゃがいもを乗せていたという。腹もちがよく、カロリー摂取もできるので、おすすめとのこと。

受験当日休憩中に食べたもの・飲んだもの
 チョコレート・飴・ブドウ糖タブレットなど、糖分補給をできるお菓子を食べていた、またジュースではなく「水」を飲んでいたという声が多かった。東大の試験時間は長いため、お茶類のような利尿作用が高いものを避けていたようだ。

主な理由
・糖分を手っ取り早く摂取するためにタブレット状のブドウ糖を食べていた。味は求めていないので、美味しいかは微妙である
・個包装のチョコレートを食べていた。チョコに含まれるブドウ糖により脳が活性化されるのと、カフェインで眠気が覚めるため勉強のお供には非常におすすめ
・味がついていると、なんだか頭の回転が遅くなってしまう気がしてしまい、水だけ飲んでいた

 一方で、多くの学生が「エナジードリンクはおすすめしない」と回答した。エナジードリンクは、精神的なカンフル剤としては良いが、お茶と同様、利尿作用が高いのが理由とのこと。また、普段から飲んでいるかというのもポイントで、中には試験前にエナジードリンクがどの程度集中力に影響するのか、確認していた学生もいた。このほか、避けた方が良い食事として「消化が悪いもの」「生もの」「食べ慣れていないもの」があがった。

 これらの意見に共通していたのが「ルーティンから外れるものを食べない」という点だ。いつも通りの環境をいかに整え、心身ともに落ち着いた状態で試験に挑めるかどうかは、試験の出来を左右する鍵であるといえる。

リセマム

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