「めちゃくちゃ素敵な場所」「エモい」　ありふれた路地の奥には超絶景...東大阪の隠れた名スポットが話題に

美しい夜景を見られる場所といえば、どこを思い浮かべるだろうか。

「100万ドルの夜景」と謳われる函館？　「世界新三大夜景」に認定された長崎？

確かにその景色も美しい。しかし、名もなき場所にだって絶景は潜んでいる。

薄暗い坂道が続いている。はるか先には、びっしりと高層ビルが立ち並ぶ、大都会の夜景が広がっている。

こちらはツイッターユーザーの「Ryogo Urata」（＠Ryogo_Urata）さんが2022年10月9日に投稿した写真。

「東大阪にある、ただの路地が絶景すぎた」というコメントが添えられているとおり、東大阪の路地から見た、夜の大阪市街の光景らしい。観光地の展望台でも何でもない、ただの路地の光景である。

Urataさんが投稿したツイートは9万9000件を超える「いいね」（12日夕時点）を集めるなど話題に。リプライでは、隠れ絶景スポットを切り取った感性を絶賛する声が数多く寄せられている。

「めちゃくちゃ素敵な場所見つけましたね」
「何気ない日常が エモい風景になるのには感動しました」
「夜景というのはとても不思議な魅力があります。なんともない生活の灯りが宝石の輝きに見えます」
「東大阪にこんなステキな場所が」
「この路地を見つけられる感性が素晴らしいと思いました」

この場所の美しさに気付いたきっかけは何だったのか。Jタウンネット記者はUrataさんの話を聞いた。

どこにでもありそうな路地が、超絶景スポット

投稿者・Ryogo Urataさんは、日本全国で美しい風景を撮影する大学院生写真家だ。10月8日の夜、東大阪市の枚岡という地域で話題の写真を撮影した。

この場所を知ったのは、ラーメン屋の待ち時間のことだったという。グーグルストリートビューを使ってロケハンしていて見つけたのだそう。

Urataさんはもともと東大阪に「高台にある住宅地の背景に夜景が見える」という印象を抱いており、この場所はそのイメージにぴったりだった。

ラーメンを食べた後で現地を訪れ、撮影した時の感想については、こう答えた。

「どこにでもありそうな路地と、奥に広がる煌びやかな夜景の対比が美しく、感動しました」（Ryogo Urataさん）

なにげない路地が、このうえない絶景スポットだったわけだ。

「とにかく絶景が好きなので、その感動を出来るだけ写真で伝えられるよう、頑張っています」と、Urataさん。「地元の景色をこんな綺麗に撮ってくれて嬉しい」という反応が多かったのが印象に残ると、語ってくれた。