金沢の坂道を調べてみたら奥深かった!

2018年10月13日(土)7時35分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年10月2日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、金沢の坂道を大調査していました。


昔ながらの古い町並みが残る城下町金沢。坂の町といえば、小樽や長崎、尾道が有名ですが、実は金沢にもたくさんの坂道があるのをご存知でしょうか?


坂は文化遺産


金沢は、卯辰山、小立野、寺町台地の3つの台地の間を犀川、浅野川が流れる地形で、そのために坂道がたくさんあります。


坂には文化遺産で標柱が設置されているものも25か所あります。


大乗寺坂は、昔、坂の下に大乗寺というお寺があった、広坂は、広い道だったから、石伐(いしきり)坂は、石伐り職人さんが通った道だった、など名前を見れば歴史や文化をたどることができます。


中でも小立野にはたくさん坂があり、小さい頃、雪の日には下り坂を滑って楽しんだという思い出を語ってくれた男性もいました。


ウェブサイト「金沢の坂道」を運営している、いちがみトモロヲさんおすすめの坂は「嫁坂」。江戸時代に加賀藩の重臣が娘を嫁がせる時に作らせた坂だそうです。


由来も素敵ですが、その曲線美、傾斜美はとても素敵です。


そして、金沢で一番急な坂を調べてみると、車が通れる場所では、子来坂(こらいざか)。卯辰山の開拓作業時、住民らが資材を運搬するときに、子どものように喜んで通ったことから名付けられた坂です。


車が通れない場所では、扇町の馬坂。農民が馬を引いて登った坂で傾斜26度。登ると息切れしてしまう坂です。


車で走ると気づきにくいですが、実は金沢は坂で文化が栄えていたのです。(ライター:りえ160)

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