涙無しには語れない、初めての運動会【ママ女医と娘の○○な日常 vol.15】

10月13日(金)19時0分 マイナビウーマン

涙無しには語れない、初めての運動会【ママ女医と娘の○○な日常 vol.15】

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先日、娘3歳、人生初の運動会がありました。そして、親の私も人生初の娘の運動会観戦。今回は、そんな新米親の運動会苦労談と、ひたすら親バカのお話をさせていただきます。









記事の著者  

のんびり子育て中のママ女医   HAL先生

内科医。大学病院研修中にうつ病を発症し、数年間療養生活を経て復帰。その後、病気の間支えてくれた医者の夫と結婚し、娘を出産。現在は田舎で夫、3歳の娘と暮らす。自身の出産・育児の日々をもとに、医学的なエビデンスを交えて育児情報・ニュースなどをブログで発信。またTwitterでは、娘との会話や、ほっこりあたたまる育児エピソードも紹介し、注目を集めている。

http://halproject01.blogspot.jp/

https://twitter.com/halproject00

「親の運動会」は大変でした

親になって、今更気づいた事。

「あれ? 運動会って、親、大変じゃね?」

これまで幼稚園に小中学校と親が来てくれて、競技やって弁当食べて……とやっていたわけですが、親は見てるだけ(楽そうだな、という感想すらなかった)と思っていましたが……いや、違うわ。子どもの体調管理に、当日の弁当準備、秋とはいえ炎天下の中観戦するための準備、そして汗だくになりながらビデオ撮影して応援して……競技してる子供も大変だが、親も大変だ、これ。

事前の情報収集含めて、もう本当に大変でしたので、悩んだことや我が家の対策などを少しだけ書いておきます。
場所取りは必要?旦那とも協議した結果、「とりあえず今回は場所取りはやめよう」ということにしました。情報収集したところ、夜中の2時くらいから場所取りの列がスタートするらしいのですが、旦那は直前に当直があるし、もうそこまでは無理。見れるところで見ればいいや、という結論に。

で、場所取りをしなかったんですが、観戦自体は並ばなくても問題なくできました。休憩場所が日向になりましたが(テント持ち込み不可だったので)、ピクニックシート、薄手のストール、日傘、ミニ椅子他なんかで、意外と快適に観戦できました。

こんな風に「場所取りしない」という選択肢もありますので、場所取りにストレスを感じている方は参考にしてみてください。
お弁当準備の効率化仕出しも考えましたが、私、旦那、娘の分だけなので、結局作ることに。来る予定の私の母は「自分が食べる分は持って行くよ」と言ってくれたので、お弁当をシェアすることにしました。品数は増えるし、負担を分担できるのでオススメです。助かりました。

ある程度は前日に下ごしらえ。食中毒を考えると当日全部作る方がベストですが、無理。それ私4時起きとかになる。無理。私睡眠確保できないと動けない。というわけで卵は前日に茹でて、殻ごと冷蔵庫へ。野菜は下茹でして冷蔵庫。サンドイッチなどは当日作成。手洗いはしっかりと。

弁当は暑い場所で保管する可能性が高いので、クーラーボックスや保冷剤の準備はぬかりなく。弁当作成後は冷蔵庫で保管し、直前にクーラーボックスへGO。食事休憩の時間が短いので、サラダなどを飾り付けて一人一人の分を小さいカップにとりわけたものを作成したのですが、これが好評。見た目もかわいいし食べやすいです。来年もこれ作ろう。
荷物は前日にまとめておく熱中症対策を含めた荷物は、前日に準備。飲み物はペットボトルを含めて多めに。

実は一番活躍したのが、車の中に災害時の避難用に積んでいた片面アルミの断熱シートでした。下に敷くのではなく、上にかけます。見事に日差しを防いでくれます(アルミの面を上にすると反射して眩しいので、ひっくり返して使いました)。

膝掛けにしたり、弁当などの荷物の上にかければ直射日光を防げます。日差しは強いけれども気温は低い、という時に便利。素材が素材なので使い勝手はあまりよくないのですが、もし日陰の少ない場所での観戦予定がある時は試してみてください。
それでも、いろいろ対策をしても、本当に暑いし体力ざっくりと削られました。翌日振替休日なのは、子どもを休ませてあげられる点では素晴らしいのですが、親は翌日、子どもの世話で休めないの辛い。そんなこと、考えたことなかった。

当日含め、今さら親には頭があがりません。ありがとうお母さん。失礼、親の苦労話は面白くないですね。この辺で。
もう涙無しには語れない「娘の運動会」

さて、娘の話。

もうね、なんていいますか…… みんなと、並んで、行進してる……(感涙)

入場行進だけで泣けるなんて知らなかった。なにこれ、すごい……。

それなのに、

体操してるよ、すごい、ちゃんと一緒に腕を回してる……

運動会の歌を、歌いながら、振り付けして踊ってる……

すごい、体操座りしてる……

これですよ。もうね、アホかと。我ながら親バカにも程があるだろと。開会式だけでもう危険なレベルですよ。目がウルウルですよ。
ところが、ここから競技が始まるわけです。

徒競走(かけっこ)をするとなれば、

【冷静な視点】:ヨタヨタな走り方な上に、ビリ

【親の視点】:すごい、走ってる、走ってるよ……しかも、ゴールまでこけなかった……!

ダンスをするとなれば、

【冷静な視点】:全員バラバラだし、振りはめちゃくちゃだし、なにやってるのか不明

【親の視点】:なにあの短い手足で頑張って踊ってる、跳ねてる、すごい、くるくるおてて回してる、マジ天使……!

こんな感じですよ。もうね、涙無しに見れない語れない。

いいんです、親バカで。ちょっと前まで、歩くのもやっとだった我が子がですよ、こんなに成長したんですよ。参観日がある度に「まぁまぁあああああ」と号泣して、泣きついていた子が、一度も泣かずに、最後まで頑張って、みんなと運動会できたんですよ。もうこれを泣かずにいられようか(反語形)。

子供の出番があるかないかとか、もう関係ないですよ。待ち時間に一緒に友達と並んで応援してる姿を見るとか、もう全部が感動なんです。

大きくなったなあ……

ビデオでしか気づけなかったこと

旦那がビデオ係であちこち移動して娘を撮影してくれていたのですが、私の角度と距離からは全く見えなかった映像を撮影してくれていました。

クラスメイトのYちゃんが、リレー競技で泣きながら走っていたのです。その姿は私の位置からも見えていたのですが、その先はどうなったか知りませんでした。ビデオに映っていたのは、泣きながら戻って来たYちゃんの隣に移動して、座ってほおづえをついている娘の姿でした。

娘に何をしていたのか聞くと、

「Yちゃんね、ままがいなくてないてたの。だから、だいじょうぶ? っていってたの。なにかできないかなあって」

更に映像は続き、走り終わったクラスメイトの子たちが、次々とYちゃんの周りに座って、なにか喋りかけたり、なでてあげたりしている姿でした。みんなに取り囲まれて、Yちゃんの姿は見えなくなるほど。

幼稚園の年少組さん。3歳と4歳の、小さな小さな子供たち。ようやくトイレに一人で行けるようになったような幼い子たちが、もうこんな風に、お互いを思いやったり、助け合ったりしているんです。

ビデオは続き、Yちゃんは泣き止み、娘やみんなと一緒に飛び上がって、リレーの勝利を喜んでいました。

娘とみんなの成長に、ビデオを見ながらもう一度、つい涙してしまいました。

「てぃっしゅもってこようか? だいじょうぶ?」と、横で一緒に見ていた娘。

「ありがとう、ありがとうね」そう言って、娘を抱きしめました。

よい運動会を、ありがとうね。
(HAL)

※記事内の画像はすべてイメージです

マイナビウーマン

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