地域ブランド調査2017、都道府県1位は9年連続…市区町村1位は?

2017年10月13日(金)12時45分 リセマム

地域ブランド調査2017

写真を拡大

ブランド総合研究所は10月10日、「地域ブランド調査2017」の結果を発表した。全国でもっとも魅力的な都道府県は北海道が1位、2位は京都府。魅力的な市区町村の1位は2013年以来2度目の京都市となった。

 「地域ブランド調査2017」はブランド総合研究所が年1回実施している調査で、今回が第12回となる。全国の1,000市区町村と47都道府県を対象に、6月23日〜7月14日にかけて各地域に対して魅力度など全78項目を調査。20代〜70代の消費者から30,745の有効回答を得て、ブランド力を消費者が各地域に抱く「魅力」として数値化した。

 もっとも魅力的な都道府県に選ばれたのは北海道。2位京都府、3位東京都、4位沖縄県、5位神奈川県と続く。上位10位の顔ぶれには2016年と変化がないが、点数は2016年と比べて上昇した。前年まで下降傾向だった北海道の点数は54.2ポイントから60.3ポイントと大幅に上昇している。

 全国でもっとも魅力的な市区町村に選ばれたのは京都市。2位函館市、3位札幌市、4位小樽市、5位鎌倉市と続く。京都市、函館市、札幌市の3市は2008年から10年間、上位3位を独占。京都市は「住んでみたい」「訪れてみたい」市として、ともに高い評価を得て、2013年以来2度目の首位となった。

 ランキング全体では、仙台市は魅力度が前年の24.6点(25位)から33.2点(11位)と大幅に上昇し、東日本大震災以前の水準に回復した。広島市は魅力度が2015年17.3点(88位)から2017年には22.7点(34位)に上昇。福岡市も2015年の28.3点(21位)から2017年30.0点(14位)に魅力度を伸ばし、地方の中核をなす大都市で魅力度などが上昇する傾向がみられた。

 詳細な調査結果はブランド総合研究所のWebサイト「地域ブランド調査2017」に掲載されており、各地域の現状を多角的に分析することができる。

リセマム

「ブランド」をもっと詳しく

「ブランド」のニュース

「ブランド」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ