【衝撃】万物を透明にする「不可視光線」がガチで実現間近! 物理学者「今後は音の透明化も可能」

10月13日(金)11時0分 tocana

イメージ画像は、「Thinkstock」より

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 映画『ハリーポッター』や漫画『ドラえもん』に出てくる、透明マントがいつの日か実現して欲しいと願ったことが誰でも1度はあるだろう。科学の進歩とは恐ろしいものである。なんと、この純粋にSF的な想像力がもうすぐ現実になるかもしれないというのだ。


■万物を透明化する不可視光線

 科学ニュース「Live Science」(11日付)によると、オーストリア・ウィーン工科大学の理論物理学者、ステファン・ロッター氏らが、あるビームを照射するだけで物体が透明になることを突き止めたという。

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 本題に入る前に、少し“透明”について考えてみよう。我々はモノがそこにあるはずなのに見えないことを“透明”というが、これはつまりどういうことだろうか? たとえば、角砂糖は明らかに透明ではない。これは、角砂糖を構成する無秩序な内部構造が光を何度も反射してしまうせいだ。だとすれば、光が反射せずにまっすぐ透過することができれば、その物体は透明と言ってよいだろう。

「光の波は物体に入り出て行きますが、媒体をまっすぐ透過することはありません。我々の目的は、物体を通過する光の波を誘導し、あたかもそこに何も無いかのように光を透過させることです。奇妙なことだと思われるかもしれませんが、ある物質と我々の持つ特殊な技術を用いれば、確かに可能なのです」(ロッター氏)

 今回の研究でロッター氏らは、物体の頭上から特殊なビームを照射し、物体の性質を変えることで、その物体を通過する光の波長が妨害されないことを突き止めたという。先述したように、光が反射しないならば、その物体は透明という他ない。


■音の透明化も?

 ただ、これを実現するためには、物体の複雑で不規則な内部構造にぴったり一致したパターンを持つビームを照射する必要があるため、現在のところコンピュータシミュレーションでは成功しているが、実現はこれからだという。

「音波での実験は簡単だと考えています。たとえば、拡声器を使って物体を他の音に対して“透明”にすることができるでしょう」(ロッター氏)

 今後やるべき研究は山のようにあるとのことだが、いつの日か透明マントならぬ「透明ビーム」が開発される日が来るかもしれないと考えると、今から楽しみで仕方がない。今後の研究に大いに期待しよう。
(編集部)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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