サンタクロースの起源、聖ニコラウスの失われた墓が発見される(トルコ)

10月14日(土)0時12分 カラパイア

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 サンタクロースの由来になったともいわれている、聖ニコラウス(ミラのニコラオス)の墓が考古学者たちによって発見されたと海外メディア各紙が報じた。

 聖ニコラオスは小アジアのローマ帝国リュキア属州(元トルコ)に生まれ3世紀から4世紀にかけて存在したキリスト教の司教であり神学者である。リュキアのミラで大主教をつとめた。

 ニコラウスは生前、教区に住む貧しい家庭の家に深夜、窓からこっそり金貨を投げ入れた。その金貨は偶然にも暖炉に干してあった靴下に入っていった。この金貨のおかげでこの家の3人の娘たちは身売りをせずに済んだという。

 この逸話が由来となり、「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」というサンタクロースの伝承が生まれていったとされている。


Tomb of Santa Claus Found in Turkey

【古い教会を調べていたところ偶然に墓地を発見】

 トルコ南部アンタルヤ県にある聖ニコラウス教会の下から、約1600年前の墓地が発見された。比較的保存状態が良く、ほとんど損なわれていないという。

 トルコの考古学者たちは、これこそがまさに、聖ニコラウスのものではないかという。

 デムレ地区のこの教会は、サンタクロースの出生地として広く知られている。教会の下部と基礎とのギャップを調べるために行った電気調査のおかげで、ひっそり隠れていた墓が現われたのだ。

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 この聖堂は非常に保存状態が良く、まったくといっていいほど破壊されていないと言う。これから、ひとつひとつタイルをはがして、墓をとりはずす作業を行うという。

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 聖ニコラウスは裕福な家庭に生まれたが、幼いころに両親が亡くなり、その財産を受け継いだ。彼はとても寛大な人物で、その金を貧しい人たちに与え、困窮している人にこっそり贈物をした。

 また、子供を誘拐し商品にする肉屋に赴き7年塩漬けにされた7人の子供を復活させ助けたという別の伝承があり、子供の守護聖人ともされている。

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【聖ニコラウスがサンタクロースになるまでの歴史】

 聖ニコラウスがサンタクロースとして知られるようになったのは、16世紀になってからのことだ。
 
 ヨーロッパ北部のプロテスタントの宗教改革のとき、誰かがクリスマス時期に子どもたちにプレゼントを届けた。この人物が中世の古い伝説から借用した"ファーザー・クリスマス"、"オースド・マン・クリスマス"という名で呼ばれるようになった。

 クリスマスに子供たちにプレゼントするというトレンドは、ヨーロッパ中で広がり、ドイツのファーザー・クリスマス(サンタクロース)は、クリストキントとして知られるようになる。

 これがアメリカに伝わると、クリストキントはクリス・クリングルとして知られるようになる。

 だが、オランダ人がアメリカに入植したとき、聖ニコラウスの伝説を持ち込み、クリス・クリングルと聖ニコラウスが合わさって、シンタクラース、つまりサンタクロースになったという。


via:youtube / hurriyetdailynews / usatodayなど/ translated by konohazuku / edited by parumo

カラパイア

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