松坂桃李、祝誕生日! 2024年作品をふり返り
2024年10月17日(木)12時0分 シネマカフェ
1988年生まれの松坂は、「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューし、以降、連続テレビ小説「わろてんか」ではヒロインの夫・北村藤吉、「ゆとりですがなにか」シリーズでは“ゆとり3人組”のひとり・山路一豊を、『真田十勇士』では霧隠才蔵を演じ、『パディントン』シリーズでは紳士なクマ・パディントンの吹き替えに挑戦。また、R指定映画『娼年』、『孤狼の血』シリーズへの出演は大きな話題に。
近年では、藤井道人監督の『新聞記者』で「第43回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を受賞。“別班”黒須駿を演じた、豪華キャストが揃う「VIVANT」は、社会現象を巻き起こした。
今回、誕生日を記念して、2024年公開・放送の出演作品をまとめてご紹介。
『スオミの話をしよう』(公開中)
行方不明となった大富豪の妻・スオミ(長澤まさみ)をめぐり、彼女を愛した5人の男たちが集合。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人のようだった——。
三谷幸喜脚本・監督のミステリー・コメディ。本作で松坂は、スオミの失踪を知り豪邸に集まった、彼女を愛した5人のうちのひとり、見栄っ張りのYouTuber・十勝左衛門を演じている。今作が松坂にとって、三谷作品初出演作となった。
「月刊 松坂桃李」(10月20日〜)
松坂が長年温めてきた原案を基に、松居大悟、沖田修一、齊藤工の3人の監督を迎え、松坂主演で映像化した3作品を特集。本編映像に加え、メイキングやインタビューなども盛り込まれ、各作品の裏側まで紹介していく。
<「月刊 松坂桃李」WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全3回)>
・10月20日(日)21時〜
10月号 松居大悟監督「横★須★賀 探偵事務所」特集
<あらすじ>
横須賀にある探偵事務所。便利屋のような仕事が多く、探偵・龍哉(松坂桃李)は愚痴っている。しかしアルバイト助手の女子高校生・さやは、この事務所にはその程度の仕事がいいところと感じている。そんな中、甲本という客が訪れ、ある男を捜してほしいと言う。10月号では、撮影現場でのメイキング、インタビューなど貴重な映像満載、最後に松居大悟監督スペシャルエディションの特別映像が登場する。
・11月17日(日)21時〜
11月号 沖田修一監督「ダンディ・ボーイ。」特集
<あらすじ>
大学生の吉男(松坂桃李)は、彼女・ちはると楽しい大学生活を送っていた。一念発起して漫画家を目指すことを決め、漫画を描き続ける日々。そんな中、組長の娘である少女と出会う。抗争に巻き込まれた彼女を救うため、吉男は自分が描くヒーロー漫画の主人公のように戦い始める。11月号では、ほっこりした撮影現場風景をたっぷり紹介し、さらに沖田修一バージョンのダンディ・ボーイがさっそうと現われる。
・12月15日(日)21時〜
12月号 齊藤工監督「何もきこえない。」特集
<あらすじ>
核エネルギーの事故により、人類が激減した2065年。AIのHo-1(松坂桃李)は人間の女性サツキのもとで暮らしていた。AIに人間が支配されると考え破壊活動を行なうアキラは、サツキをターゲットに定める。無残な姿になった彼女を見て、感情が無かったはずのHo-1はアキラを追い詰める。12月号では、齊藤工監督の撮影現場での演出ぶりを紹介し、その独特な映像マジックをご堪能いただく。
Audible「誰かが私を殺した」(配信中)
夫の月命日に墓前で手を合わせていた塔子は、背中に衝撃を受ける。気づいたときには、魂だけがこの世に留まっていた——。
Amazonオーディブル(Audible)で配信中のオリジナルオーディオブック。東野圭吾による初のオーディオブックで、「加賀恭一郎シリーズ」(講談社刊)の最新作。松坂は、語り手でもある女帝・国重塔子(寺島しのぶ)の息子で、来月に結婚を控えた国重辰真を演じている。
また来年は、主演映画『雪の花 —ともに在りて—』の公開が控えている松坂。江戸時代末期、天然痘と闘った一人の町医者の実話を描く吉村昭の「雪の花」の映画化で、主人公の町医者・笠原良策を演じる。