元銀行員が教える!お金を貯めるために「捨てた」もの
2024年10月18日(金)21時40分 All About
お金を貯めるに節約することは大切ですが、効率よくお金を貯めるためには「金喰い虫」を思い切って捨ててしまうのも一つの方法です。
お金を貯めるために、元銀行員の筆者がどのようなものを手放したのか、お伝えします。
ただし、その時には費用対効果を考えずに行動しているのがほとんどではないでしょうか。その時にはよかったけれど、今は使わない、単なる「金喰い虫」となっているものは、思い切って処分しなければなりません。
筆者の場合、処分してよかったものは、ほぼ会費の発生するものでした。たとえば、ほとんど行かなくなったスポーツクラブやウインドサーフィンの契約、艇庫などを思い切って解約しました。
スポーツクラブの場合、退会すればOKだったのですが、艇庫に関してはウインドサーフィン本体そのものがあったので、解約と同時に本体はクラブに寄贈しました。それは、もう使わないと思ったからです。もったいないというよりも、自宅に移送する費用を考えたら、十分にメリットのある決断であったと思っています。
みなさんの中にも、通わないスポーツクラブの会費を支払い続けていたりする人はいませんか? その他、利用しないレンタルオフィス、読まない新聞や雑誌、サブスクリプションで購入したカフェのチケットなどはありませんか?
今は使わない、単なる金喰い虫となっているものがあったら、すぐに処分もしくは解約することをおすすめします。
今は使わないもの、利用しないものは思い切って処分もしくは解約することをおすすめします。また、惰性で読み続けている定期購読の雑誌類、有料の動画サイトなども解約してみましょう
今は料金プランが複数あり、見直しすることで負担を少なくすることはできますが、そもそも持っていなければかからない費用です。複数持つ必要があるのかを考えて、最低限の台数のみ保有しましょう。
これは、家族単位でも同じことです。家族全員が同じスペックの端末を持つ必要はありません。特に、親が子どものスマホ費用を負担する場合には、親主導で端末を決めて行く方がよいでしょう。
なお、不要な端末は携帯ショップなどで引き取ってもらい、ポイント還元などがあるケースもありますが、買取ショップなどでも現金化することが可能です。携帯ショップで買い換える時も言われるまま差し出すのではなく、他に有利な条件を提示している会社はないかを確認するとよいですね。
お金を貯めるためには、節約することは必要です。とはいえ、むやみに節約に励んでも挫折する可能性は大です。貯める原資となるお金は、金喰い虫をいかになくすかにかかっているといえるでしょう。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))
お金を貯めるために、元銀行員の筆者がどのようなものを手放したのか、お伝えします。
1. 会費がかかる習い事を解約
私たちは何か買い物をする時や行動を起こす時、それが欲しいと思ったり、そうした方がよいと思ったりしながら、行動しますよね。ただし、その時には費用対効果を考えずに行動しているのがほとんどではないでしょうか。その時にはよかったけれど、今は使わない、単なる「金喰い虫」となっているものは、思い切って処分しなければなりません。
筆者の場合、処分してよかったものは、ほぼ会費の発生するものでした。たとえば、ほとんど行かなくなったスポーツクラブやウインドサーフィンの契約、艇庫などを思い切って解約しました。
スポーツクラブの場合、退会すればOKだったのですが、艇庫に関してはウインドサーフィン本体そのものがあったので、解約と同時に本体はクラブに寄贈しました。それは、もう使わないと思ったからです。もったいないというよりも、自宅に移送する費用を考えたら、十分にメリットのある決断であったと思っています。
みなさんの中にも、通わないスポーツクラブの会費を支払い続けていたりする人はいませんか? その他、利用しないレンタルオフィス、読まない新聞や雑誌、サブスクリプションで購入したカフェのチケットなどはありませんか?
今は使わない、単なる金喰い虫となっているものがあったら、すぐに処分もしくは解約することをおすすめします。
今は使わないもの、利用しないものは思い切って処分もしくは解約することをおすすめします。また、惰性で読み続けている定期購読の雑誌類、有料の動画サイトなども解約してみましょう
2. 不要な端末を処分
また、ほとんどの人がスマホやiPad、携帯電話などを持っており、定期的に買い換えていると思います。中には複数台保有して、毎月料金を支払っている人もいるのではないでしょうか?今は料金プランが複数あり、見直しすることで負担を少なくすることはできますが、そもそも持っていなければかからない費用です。複数持つ必要があるのかを考えて、最低限の台数のみ保有しましょう。
これは、家族単位でも同じことです。家族全員が同じスペックの端末を持つ必要はありません。特に、親が子どものスマホ費用を負担する場合には、親主導で端末を決めて行く方がよいでしょう。
なお、不要な端末は携帯ショップなどで引き取ってもらい、ポイント還元などがあるケースもありますが、買取ショップなどでも現金化することが可能です。携帯ショップで買い換える時も言われるまま差し出すのではなく、他に有利な条件を提示している会社はないかを確認するとよいですね。
お金を貯めるためには、節約することは必要です。とはいえ、むやみに節約に励んでも挫折する可能性は大です。貯める原資となるお金は、金喰い虫をいかになくすかにかかっているといえるでしょう。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))