「コロナで車が売れない」は嘘?実はコロナ前より需要増!それでも苦しい理由とは?

10月18日(月)6時0分 MOBY

提供元: MOBY


コロナが車の販売に与えた影響はそこまで大きくなかった

新型コロナウイルス感染拡大の影響により自動車業界が最も落ち込んだのは、いわゆるコロナ禍における初めての緊急事態宣言真っ只中にあった2020年5月でした。

経済産業省が公表している自動車工業の乗用車出荷指数では、2020年5月が前年比18.7%減の48.1%と、2015年に記録した下落幅および最低指数を更新しています。しかし、その後は徐々に回復していき、わずか4ヶ月後ほどでコロナ禍以前の水準にまで回復。

特に、軽自動車の出荷指数はコロナ禍以前よりも高い指数を示していることから、自動車の販売において新型コロナウイルス感染拡大の影響はそこまで大きなダメージとはならなかったと言えるでしょう。


コロナ禍におけるクルマ需要の変化

コロナ禍によって、クルマ自体の需要も変化しました。

前述のとおり軽自動車はコロナ禍以前よりも出荷されていることから、安く買え安く維持できる軽自動車の需要がコロナ禍で高まったということが伺えます。

全国軽自動車協会連合会が公表した2021年5月分の統計資料によれば、新車販売台数は前年の同月比で88.8%増。2021年の上半期においては前年同期比で16.7%増の94万2,708台が販売されました。消費税増税が2020年10月から起算して、8ヵ月連続の販売台数増加です。

このことについて、全国軽自動車協会連合会の広報担当者は以下のように話します。

「コロナ禍において、ユーザーは公共交通機関を利用せず、パーソナルモビリティとして購入しやすい軽自動車での移動を考えるようになった」

また、この流れは新車市場だけでなく中古車市場にも影響を及ぼしました。2020年の4月7日に発令された緊急事態宣言の前後で、中古車市場にある低価格車の販売が加速したのです。

4月こそ販売は落ち込んだものの、前月である3月には前年比で67.2%増、5月にも30%近い増加を記録しています。

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販売よりも開発や生産に大きな爪痕

このように、販売台数や売上だけに着目すれば、自動車業界は新型コロナウイルス感染拡大による悪影響はほとんどなかったと言えるでしょう。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大による感染対策や半導体不足による操業停止が、需要に対して供給が追いつかないという事態を生み出し、国内外のメーカーを苦しめています。カーボンニュートラルの推進などもあり、新型コロナウイルス感染拡大以外の問題が続々と顕在化しているという状況です。

これから大きな革新を迎えねばならないメーカーにとって、新型コロナウイルス感染拡大は販売よりも開発や生産にダメージを与え、リソースやコスト面で大きな障害となっています。他社との協業やアライアンスなど、生き残るために手をとりあうメーカーが今後さらに増えてくるかもしれません。

今後どのような対応が「正解」となるのか、答えが見えない中でメーカーは手探りを続けていくしかないでしょう。

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