この冬、シウマイ弁当があなたの首を包み込む 衝撃の防寒グッズが発売→誕生の経緯を崎陽軒に聞いた
2023年10月21日(土)17時0分 Jタウンネット
横浜名物・崎陽軒のシウマイ弁当。
1954年に誕生以来、多くの人に愛されてきたその弁当がグッズ化されているのを、皆さんはご存知だろうか。
ハンドタオルやクッションなど、様々な「シウマイ弁当」が販売される中、これからの季節にぴったりな衝撃グッズが爆誕し、X(ツイッター)上を騒がせている。
そのグッズが、こちら。マフラーだ。
シウマイ弁当を首に巻く......横浜出身の記者でも、さすがにその発想はなかった。首からさがるシウマイ弁当、あまりにもインパクト抜群である。
このマフラーに対し、X上でも
「崎陽軒攻めてるなぁ」
「さすが我らの崎陽軒(笑)」
「最初『んなぁ!?』って声出ました。
しかし...見てるうちに段々と欲しくなってきたような...」
「いつもお弁当と一緒...!」
と戸惑いの声があがっている。
この衝撃グッズは、一体どんな経緯で、誕生したのだろう?
Jタウンネット記者は18日、崎陽軒の広報・マーケティング部の担当者に話を聞いた。
「お客様の反応はマフラーのように温かく...」
担当者によると、話題の商品「シウマイ弁当ダウンマフラー」は、これからの寒い時期、身近に崎陽軒を感じられるオリジナルグッズを開発しようと思い制作したという。
「春夏シーズンは冷感スポーツタオルやTシャツ等を販売しておりました。
今回も季節感のあるものを検討する中で、秋冬シーズンに需要が高まるマフラーに着目いたしました」(広報・マーケティング部 担当者)
こだわりはもちろん、マフラーの表側には「シウマイ弁当」のパッケージが、そして裏側には「シウマイ弁当」の「中身」が大胆にあしらわれているというインパクト抜群のデザイン。
だが、それだけではない。このマフラーは、機能性にもこだわっている。
パッケージおよび中身が印刷されている部分はポケットになっており、この部分を裏返すと、小さな「シウマイ弁当」のタグがワンポイントとなった無地のデザインに早変わり。場面や気分にあわせて、使い分けができるのだ。ちなみに、このタグも「毎度有難うございます」の文字や龍の鱗など、細部をきれいに再現するのに苦労したこだわりのデザインとのことだ。
今回、この「シウマイ弁当ダウンマフラー」が注目を集めたことについて、崎陽軒の広報・マーケティング部担当者は次のようにコメントしている。
「奇抜なデザインは受け入れていただけるのか、正直なところ不安はありました。
しかし、お客様の反応はマフラーのように温かく、『欲しい!』『これを巻いて崎陽軒に行きたい』といったお声をいただき、大変嬉しく思います」(担当者)
「シウマイ弁当ダウンマフラー」は2023年10月20日〜2024年3月末、通信販売や一部店舗限定で販売される。価格は2700円(税込)。