価格は安く、具・麺・味付けレベルアップ! スーパー玉出「上海焼きそば」で感じた企業努力
2023年10月21日(土)21時0分 Jタウンネット
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
文・写真 Met
上海焼きそば
大阪でよく見かける激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。
そんな「玉出」のお惣菜コーナーを物色し、実際に食べてレビューします!
今回見つけてきたのは「上海焼きそば」(税込257円)。以前紹介した「麺が自慢の上海風焼きそば」(定価300円)に比べると、値段が安いぶん量も少なそうです。
果たして味にも違いはあるのでしょうか。
「麺が自慢」とは何だったのか
ラップを開けるとこんなカンジ。
見るからに色んな具材が入っていますね。期待しつつ食べていきましょう。
まずは麺からいただきます。ウスターソースはもちろん、具材やスパイスの味がしっかり効いた仕上がり。
麺も「麺が自慢の上海風焼きそば」より太くて食べ応えがあります。
こうなると、前回の「麺が自慢」とは何だったのか......。
前回は「かやく」サイズのキャベツだったけど
「麺が自慢の上海風焼きそば」では、カップ麺のかやくを彷彿させるサイズのキャベツ、それよりはるかに小さな豚肉(2かけらのみ発見)、ニンジン、タマネギなどが少しずつ入っていました。
それが、今回は......。
しっかりしたサイズの白菜。単体で食べるには薄めの味付けですが、あんかけ焼きそば感の演出としてはイイ仕事をしています。
小さくカットされた豚肉。総量としてはちょいちょい見かける程度ですが、相変わらず食べた気はしません。
お店で上海焼きそばを頼むと海鮮が入っていることも多いですが、玉出でもそちらに期待しろということなのでしょうか。
細長く切られたかまぼこ。味としてはなかなか良い仕事をしています。確かに海鮮といえば海鮮なんですよね......。
試行錯誤の結果?
こちらはたけのこ。相変わらず小さいですが、存在感抜群の触感です。個人的に、上海焼きそばはこれが無いと始まりません。
ちまちまと具材を食べていましたが、やはり全てを合わせて一気に食べるのが醍醐味でしょう。
キクラゲやニンジンも麺に絡み、見事なハーモニーを生んでいます。最後は勢いのまま完食。
ということで今回はスーパー玉出の上海焼きそばを紹介しました。
具材の種類はもちろん、麺や味付けも「麺が自慢の上海風焼きそば」よりレベルアップしているように感じました。商品に対する試行錯誤を観察するのも、スーパー玉出の楽しみと言えるかもしれませんね!
気になった方はぜひ店舗へ探しに行ってみてください。