全国の人気温泉地ランキング、北海道1位は「定山渓温泉」、関東は「熱海温泉」、九州は? - 宿泊情報誌調査

2024年10月21日(月)11時26分 マイナビニュース


ゆこゆこは10月17日、「全国の人気温泉地ランキング」を発表した。集計期間は2023年4月1日〜2024年3月31日、宿泊情報誌「ゆこゆこ」全国9版の読者が実際に宿泊した件数でランキングを決定した。
○北海道エリア
北海道エリアの1位は、昨年2位の「定山渓温泉」がランクアップ。札幌中心部からほど近く、北海道・札幌の奥座敷と称される自然豊かな温泉地。美しい紅葉や、体の芯まで温まる良質な塩化物泉が魅力。また、豊平川の渓流沿いに広がる温泉街には、無料の足湯や手湯が点在し、温泉を手軽に楽しむことができる。
○東北エリア
東北エリア1位は、昨年に引き続き「鳴子温泉郷 鳴子温泉」がランクイン。国内11種類の泉質のうち9種類が揃い、「奥州三名湯」のひとつに数えられる名湯。3位の「秋保温泉」は、開湯1500年の歴史を持つランキング常連の温泉地。400年前に創業した老舗温泉宿「岩沼屋」の重厚感やゆとりある空間を活かし、2023年6月に温泉リゾートホテル「TAOYA秋保」としてとしてリブランドオープンしたことも話題になった。
○北関東エリア
北関東エリアの上位3温泉地はおなじみの顔ぶれとなったが、1位に入れ替わりがあった。今年王座を手にしたのは「塩原温泉」。「塩原十一湯」と呼ばれる11カ所の温泉地は、それぞれに異なる泉質や効能を持ち、緑や乳白色、墨色などの名湯を楽しむことができる。
○関東エリア
関東エリアでは「熱海温泉」が1位をキープ。主な泉質は塩化物泉で、全国でも有数の湯量を誇る温泉地。新オープンや話題のスポットも目白押しで、常に多くの観光客でにぎわっている。年間を通して10回以上も開催されている「熱海海上花火大会」は熱海の代名詞となりつつあり、今年は史上初のゴールデンウィーク開催が話題になった。
○上信越エリア
上信越エリア不動の1位は「草津温泉」。日本三名泉の1つであり一度は入りたい天下の名湯は、pH2.0ともいわれる酸性の湯が特徴で、皮膚病・神経痛・糖尿病ほか多くの症状をやわらげる効果が期待できる。昨年ランク外から2位に急上昇した「湯田中温泉」は、開湯1350年を超える志賀高原の広がる温泉地。5つの地区(湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代)にはたくさんの源泉があり、多様な湯を楽しめるのも魅力。
○東海・北陸エリア
東海・北陸エリアでは、昨年に引き続き「下呂温泉」が1位に。2位には「加賀温泉郷 山代温泉」が昨年4位からランクアップ。北陸新幹線金沢-敦賀間の延伸開業により、東京から最寄り駅である加賀温泉駅までのアクセスも良くなり今後も目が離せない。
○関西エリア
関西エリアは、絶景・食・観光の魅力で「南紀白浜温泉」が昨年に続き第1位に。2位の「大沢温泉」は昨年9位から2位に急上昇。西日本最大級のテーマパーク型道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク」内にある温泉は、アクセスの良さやお手頃プランの登場により人気が急上昇した。また、冬期は、関西最大規模のイルミネーションイベント「神戸イルミナージュ」が開催される。会場が広く自然に囲まれていて、カラフルな光がより一層きれいに見えるのが特徴で、毎年多くの人でにぎわう。
○中国・四国エリア
中国・四国エリアでは「皆生温泉」が1位を堅守。白砂青松の海岸線と大山の絶景を眺められる風光明媚な温泉地として人気。2位には昨年に続き「玉造温泉」がランクイン。古くから神の湯と称され、日本最古の美肌の湯として知られその効果には定評がある。
○九州エリア
九州エリアの1位は、「別府八湯 別府温泉郷」が昨年5位からランクアップ。日本一の湧出量を誇る温泉郷で、市内全域に8つの温泉地が点在している。それぞれに特徴が異なり、砂湯やむし湯など様々な入浴形態で独特のリラックス体験が味わえる。観光やグルメも充実し、幅広い世代に人気の温泉地。

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