【大学受験2025】外語大「学園祭」国公立5選

秋は「学園祭」のシーズン。外国語学部を有する国公立大学の「学園祭」情報をまとめた。サークル発表やステージイベントのほか、外大の特色を生かし、外国語劇や世界の遊びを紹介する大学もある。

東京外国語大学
　東京外国語大学の「外語祭」は11月20日〜24日の5日間、府中キャンパスで開催。外大らしい国際色豊かな企画が多く、日本にいながら世界中を旅しているような雰囲気を味わえるという。最大の特徴は「多言語・多文化」。「多言語」を象徴するのが「語劇」で、2年生が中心となり、各専攻言語で上演する劇で約半年間をかけて準備している。そのほか、キャンパス中央の円形広場を囲むように、約30店舗の地域料理店が並ぶ。1年生が、専攻している地域の料理を研究し、実際に作って提供する。一度にさまざまな国の料理が味わえて、例年、近隣住民にも人気だという。フラメンコ、ベリーダンス、インドネシア舞踊など世界中の舞踊や音楽もキャンパスのいたるところで体感できる。

外語祭
日時：2024年11月20日（水）〜24日（日）
場所：東京外国語大学府中キャンパス（東京都府中市朝日町3丁目11−1）

愛知県立大学
　愛知県立大学の外国語学部が設置されている長久手キャンパスの「県大祭」は、11月2日〜3日に開催。サークル発表やお化け屋敷、デジタルアートを体験する「県大ラボ」、アイロンビーズやオリジナルランタン作り、クイズラリーなど、数多くの企画を用意。今年から「後夜祭」が復活し、3日は野外ステージでお笑い芸人のライブや約100発を打ち上げる花火が祭りのラストを飾る。一部、整理券が必要な企画がある。

県大祭
日時：11月2日（土）〜3日（日）
場所：愛知県立大学長久手キャンパス（愛知県長久手市茨ケ廻間1522-3）

神戸市外国語大学
　神戸市外国語大学の「外大祭」は、11月2日〜3日開催。今年のタイトルは「輪〜るどフェスティバル」。外大ならではの学園祭で、世界の遊びやグルメ、テーマにちなんだステージなどが楽しめる。毎年恒例のお笑い芸人によるライブやステージ企画、ビンゴ大会、飲食模擬店・キッチンカーなどを用意。入場制限なし、イベントの来場予約は不要となっている。

外大祭
日時：11月2日（土）〜3日（日）
場所：神戸市外国語大学（兵庫県神戸市西区学園東町9-1）

大阪大学
　大阪大学外国語学部は、2007年に大阪外国語大学と統合。大阪外国語大学時代から続く伝統の祭り「語劇祭」を11月23日〜24日に開催。外国語学部各専攻の学生たちが、それぞれの専攻言語で劇を披露する。前年は2日間で20か国以上の言語で劇を上演した。劇は日本語字幕付きなので言語がわからなくても楽しめる。

語劇祭
日時：11月 23日（土・祝）〜24日（日）
場所：大阪大学箕面キャンパス（大阪府箕面市船場東3-5-10）

北九州市立大学
　北九州市立大学外国語学部が設置されている北方キャンパスでは、11月3日に「青嵐祭」を開催し、一般にも公開する。学園祭のテーマは「烈焰（れつえん）」。学生ひとりひとりが持つ情熱を最大限に引き出し、既存の枠を超えた挑戦を込めている。ゲスト公演、ステージ企画やサークル公演、模擬店の出店などを予定している。

青嵐祭
日時：11月3日（日）
場所：北九州市立大学北方キャンパス（福岡県北九州市小倉南区北方4-2-1）


　各大学の学園祭は、予定を変更する場合があるので最新情報の確認をしてほしい。なお、国際教養大学の「AIU祭」は10月13日〜14日に開催された。