あなたはのスケジュールはどちら?「納期ギリギリで低品質」or「期限内に余裕もって高品質」 コツは「中途半端に進める気持ち悪さへの慣れ」

2020年10月22日(木)13時57分 BIGLOBEニュース編集部

期限内に高品質な物を余裕を持って仕上げる人のスケジュール/画像提供:jMatsuzaki (@jmatsuzaki)さん

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「期限ギリギリで低品質」「期限内に余裕を持って高品質」——モノづくりなどでの成果物を仕上げる際のスケジュールの比較がTwitterに投稿され、「わかりやすい」と反響を呼んでいる。


この比較では、あるモノづくりにおける納期を5週と設定。調査、分析、構成、創作、制作の5工程を経て仕上げるというスケジュールとなっている。期限ギリギリで低品質な物を作り上げる人のスケジュールは、各工程を一つ一つ順を追って進めていく方法。しかも、下準備のはずの調査や分析に時間をかけすぎたり、次の工程に移る際の移行時間も都度発生するため、実際に作る段階の構成や創作、制作のスケジュールを圧迫。この段階で既に4週目から5週目という後のない状態のため、追加調査などが必要になっても、そのまま納品することになってしまう。


一方の期限内に高品質な物を余裕を持って仕上げる人のスケジュールは、すべての工程を同時に開始し少しずつ並行して進めるというもの。時期と工程に応じて作業ボリュームを調整することで、実際に作る段階でもプロトタイプを確認し肉付けしながら進めることができる。追加の調査や分析にも柔軟に対応可能で、余裕を持った進行となっている。


このスケジュールの比較は、タスク管理ツール「TaskChute Cloud」開発者のjMatsuzakiさんが公開したもの。“高品質”のスケジュール法に切り替える際のコツは、「中途半端に進める気持ち悪さに慣れること」だという。成果物を少しずつ中途半端に作っていく必要があるため、「完璧主義な人ほどこれに耐えられず」「低品質なものになりがち」だと説明している。また、このスケジュール法で求められているのは、「それぞれの工程で次にやること(ネクストアクション)を具体的に見極めて、1つ1つ着実にこなしていくスケジュール管理」「ネクストアクションを洗い出して、1つ1つシングルタスクでこなしていくと混乱せずに進められるでしょう」とアドバイス。また、この方法はクリエイティブな仕事でも応用できるとしている。


■期限ギリギリで低品質な物を作り上げる人のスケジュール

「期限ギリギリで低品質」「期限内に余裕を持って高品質」スケジュールの比較


■期限内に高品質な物を余裕を持って仕上げる人のスケジュール

「期限ギリギリで低品質」「期限内に余裕を持って高品質」スケジュールの比較


BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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