オナラを我慢すると口から漏れる!?その真相は...

10月22日(月)9時0分 カラパイア

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 「出物腫れ物所嫌わず(でものはれものところきらわず)」ということわざがあるように、おならも腫れ物もこっちの状況はお構いなしに勝手に出てしまうものだ。

 特におならは音とニオイの相乗効果で周囲の注目を集めてしまうからぐっと我慢してしまう人も多いだろう。

 スカしテクニックを用いれば、音を出すことは免れるがニオイは漏れてしまう。

 だが仮に音もニオイも完全にこらえることができたとしても、そのニオイは口から漏れてしまうのだそうだ。

 そのニオイは息を吐きだしたときに否応なしに口から排出されるという。

・オナラのガスは血液に流れ込み口から外に出る

 イングランド、ニューカッスル大学の栄養学者クレア・コリンズ氏によると、お腹の中のガスは腸壁から再吸収されて、血流に入り込んでいるという。

 折角我慢したおならのニオイは、息を吐き出したときに、否応なしに外に出ているのだそうだ。

「ずっとオナラを我慢すると腸内にガスがたまって、コントロール不能なオナラとして外に逃げます」とコリンズ氏は説明する。

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・オナラに関する研究

 あまり多くはないが、それでも一握りの学者たちがオナラについて真面目に研究してきた。

・1日のオナラの平均回数は男女ともに8回
 イギリスのある研究では、健康なボランティア10名に普段の食事のほかにベークドビーンズの缶を半分食べてもらってから、直腸カテーテルを刺してその後の24時間のオナラを計測した。

 その結果、男女ともに同じ回数のオナラをし、"腸内ガスエピソード(単発または連続したオナラ)"の平均回数は8回だったそうだ。

・繊維質たっぷりの食事は回数は少ないが大きなオナラがでる
 ほかにも繊維質がたっぷりの食事ほど回数は少ないが大きなオナラが出ることを突き止めた研究や、臭いオナラの犯人は硫黄を含んだガスであることを明らかにした研究がある。

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・オナラを我慢しない方がいい理由

 コリンズ氏はオナラを我慢しないようお勧めしているわけだが、それを裏付ける研究論文もある。

 2010年の「メタンと消化管」について扱った研究によれば、腸内で生成されるメタンや硫化硫黄などのガスのほとんどは、肛門か「肺から排出」されるのだという。

 懸命に我慢したところで、蓄積・膨張して、お腹が痛くなるのがオチだ。ひどい場合には、結腸に袋のようなものを作り出し、感染して憩室炎を引き起こすこともある。

 だからあまり我慢せず、出せるときに出しておこう。周囲に人がいないことを確かめてからでも遅くないかもしれないが。

References:theconversation/ written by hiroching / edited by parumo

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