【大学受験2025】私大医学部、24大学が入学定員増
2024年10月24日(木)10時45分 リセマム
2025年度の増員の枠組みは、地域の医師確保の観点からの定員増(地域枠)と研究医養成のための定員増(研究医枠)によるもの。2024年度(令和6年度)末を期限とする医学部入学定員の臨時増員の枠組みは、2025年度末まで1年間延長。2024年度定員と比較して、国公私立大学全体で地域枠956人、研究医枠39人の増員を予定している。
2025年度からの私立大学医学部の収容定員の増加に係る学則変更認可を申請したのは、医学部を設置する私立大学24校。
2025年度の入学定員は、自治医科大学が23人増の123人、杏林大学が13人増の118人、金沢医科大学が3人増の113人、藤田医科大学が12人増の122人、大阪医科薬科大学が2人増の112人、関西医科大学が17人増の127人、近畿大学が13人増の108人など。
東京都内に所在する7大学については、「地域における大学の振興および若者の雇用機会の創出による若者の修学および就業の促進に関する法律」に基づく特定地域内学部収容定員増抑制の除外規定の適用による特例での定員増となる。
順天堂大学は33人増の138人、昭和大学は21人増の131人、帝京大学は9人増の119人、東京医科大学は12人増の125人、東邦大学は13人増の123人、日本大学は15人増の135人、日本医科大学は15人増の125人となっている。
一覧は文部科学省のWebサイトに掲載。参考資料として、2025年度からの国立大学医学部の収容定員の増加に係る設置計画一覧、国公私立大学の大学別医学部入学定員等一覧なども公開している。