「とにかく甘~い」特産メロンがアイスに! 奈良の新名物「バンビーナジェラート」

2018年10月25日(木)16時41分 Jタウンネット


奈良県の田原本町(たわらもとちょう)は、県北部、奈良盆地のほぼ中央にある人口約3万人の小さな町だ。この町に2018年4月オープンしたばかりの田原本町道の駅「レスティ唐古・鍵」が、いま話題になっている。


新品種のメロンを使った「バンビーナジェラート」が、グルメイベント「道−1グランプリ」のスイーツ部門で全国1位に輝いたからだ。いったい、「バンビーナ」とは何だろう?


  

「子鹿のバンビ」から連想し、「バンビーナ」と命名された


Jタウンネット編集部は、奈良県に電話して、話を聞いてみた。電話で答えてくれたのは、道の駅「レスティ唐古・鍵」の小村副駅長だ。


「バンビーナというのは、近畿大学農学部と地元・田原本町の松井農園が共同開発したメロン品種です。16度以上という高い糖度が特長で、とにかく甘いジェラートです」


品種名は、奈良で有名な鹿から「子鹿のバンビ」を連想し、「バンビーナ」と命名されたという。奈良県の特産品の1つとして期待されている。


「ジェラートは、奈良県生駒郡平群町で、人気のイタリアンレストラン『mamma』を経営する株式会社テンダーボックスに作ってもらっています。地元で開発された新品種のメロンを使用した、今までにないジェラートが出来上がったと思います」と小村さん。


「道−1グランプリ」は、全国の道の駅の中からナンバーワングルメを決める祭典だ。今年は、2018年9月23日と24日、京都府京丹後市にある道の駅丹後王国で開催された。「バンビーナジェラート」はそのスイーツ部門で、トップに輝いたのだ。


「グランプリを獲得した後、反響は大きいですね。そもそもこの道の駅は町中にあるためか、奈良のお客様がほとんどだったのですが、大阪や京都などから来られる方が増えています」と小村さんは満足気に語る。


奈良と言えば、古代からの名所旧跡を巡る人がほとんどだが、定番の観光ルートから少し外れた場所にも、おもしろいところ、美味しいものはある、ということだろう。


ちなみに道の駅「レスティ唐古・鍵」で人気があるのは、高級カナダ産小麦粉を100%使用し、バター、生クリーム、はちみつを加えて施設内で焼き上げた高級食パン「黄金の生食パン 極」だ。しっとりとした食感と優しい甘さが特徴という。


また、ボリューム満点で、インスタ映えする「ドッグサンド」も好評だ。総菜系、スイーツ系などバラエティー豊かなメニューが支持されている。詳しくは、運営する奈良交通ホームページでご確認を。

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