いったいなぜ? シニア世代が「吹き矢」にハマっている理由
2019年10月26日(土)21時0分 Jタウンネット
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年10月15日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の小松市民センターから中継をしていました。
ここの体育館で、最近人気のスポーツがあります。シニア世代を中心に競技人口が増えつつある「吹き矢」です。
健康にも良いらしい
吹き矢というと忍者が使うイメージが強いですが、スポーツとしての吹き矢なのです。
このスポーツとしての吹き矢は、25年ほど前から始まり、全国で2万人ほどの競技人口、生涯スポーツとして楽しめるとして近年注目集めているそうです。
吹き矢を吹く様はまるで忍者のようですが、指導者の吉田さん曰く、歳を取ると呼吸が小さく浅くなるので、吹き矢で腹式呼吸をすることはとても体に良いのだそうです。
その吉田さんも88歳、指導者としてはかなりの高齢です。
吹き矢の的は、丸を重ねて中央ほど得点が高い競技的、マスの縦横ななめをそろえるビンゴ的、子どもや障がい者にも使いやすいように吸盤の矢をあてるレクリエーション的と種類も豊富です。まるでダーツのようですね。
立ち位置から的までは7メートルとかなり長く、吹く前に精神統一して思い切り呼吸しますが、走り回るなど激しい動きはしないので、シニアでも楽しむことができます。
吹き矢がスポーツなんて意外でしたが、一度やってみたいですね。
(ライター:りえ160)