駅務室の流し台に「危険物」が! 高尾山ケーブルカー公式ツイッターの報告が話題に→「犯人」に動機を聞いてみた

2022年10月26日(水)18時29分 Jタウンネット

職場の流し台に「あいつ」が紛れこんでいた——そんな投稿がツイッターで注目を集めている。

読者の皆さんは、今からお見せする写真に潜む「危険」に気付くことができるだろうか。

洗剤やうがい薬、スポンジやたわしが並ぶ一般的な流し台だ。「おかしなところはどこにもないけど......」と思った人も居るかもしれない。だが、タワシをよく見てほしい。

洗剤類の前にポン、ポポ、ポン、と並ぶ大小の茶色いやつらの真ん中は——2つのイガグリなのだ。うっかり握ってしまおうものなら、イガが容赦なく突き刺さってくるだろう。

この画像は2022年10月13日、高尾登山電鉄(東京都八王子市)が運営する高尾山ケーブルカーの公式ツイッターアカウントが

「誰だー!
駅務室の流しに、山の栗を忍ばせたのは」

とつぶやきながら投稿したもの。まさかのトラップに公式ツイッターもお怒りである。

いったい、誰がこんなイタズラを? Jタウンネット記者は21日、高尾登山電鉄・公式ツイッターの担当者に一部始終を聞いた。

栗を見つけ、流し台に置いたのは...

ツイッター担当者が話題の写真を撮影したのは、13日の8時頃。ケーブルカー清滝駅(麓の駅)の駅務室にある流し台だという。

清滝駅付近には1本の栗の木がある。担当者は朝の沿線確認時にその木から落ちたであろう栗を発見したそうだ。

——ん? ちょっと待って。ツイッター担当者が栗を発見した、ということは......。

「栗の発見、流しへの設置、撮影、ツイート全て私によるものです。
何件かコメントで『犯人あなたでしょ笑』や『自作自演』との反応がありましたが、まさにその通りです」(Twitter担当者)

自作自演だった。栗を見つけたときにツイッターで紹介しようと考えたが、沿線に栗が落ちている様子を写した写真を21年に投稿していたため、「少し変化球のツイート」にすることにしたそうだ。

拾ってきたイガグリは駅務員室の流しに朝から昼頃まで流し台に設置していたが、誰にも気づかれなかったため自白。午後になってからツイッターに投稿したという。

「その後栗はホームの植え込みに埋めておきました」(Twitter担当者)

自作自演だった上に、誰にも気づかれなかったとは......何だかちょっと切ない? いや、被害者が出ていなくてなによりだ。

ツイッターではこの投稿に対し、6万9000件を超える「いいね」(21日夕時点)が寄せられたほか、

「最高の擬態を発見! こういう遊び心、大好きです!」
「栗だけにビッ栗ですね!」
「ごん...お前だったのか... 駅務室の流しに栗を忍ばせたのは...」
「そのうちしれっとウニも置かれるかもしれません」

とリプライ欄も賑わうなど、多くのユーザーを笑顔にしたようだ。

とはいえ、栗のイガは結構痛い。皆さん、くれぐれも真似はしないように!

Jタウンネット

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