セルフガソリンスタンドでやると恥ずかしいこと5つ!給油のやり方をステップごと紹介

10月26日(月)15時0分 MOBY

提供元: MOBY


セルフ給油のガソリンスタンドとは

セルフスタンド
©beeboys/stock.adobe.com

セルフ給油のガソリンスタンドが増えている

ガソリンスタンドは、消防法における第4類危険物(ガソリン、軽油、灯油など)を取り扱うため、甲種または乙種4類の危険物取扱者の有資格者が常駐しないと営業できないよう、定められていました。1998年の消防法改正による規制緩和に伴って危険物の規制に関する政令が改正され、「顧客等に自ら給油等をさせる給油取扱所」(セルフ式ガソリンスタンド)の営業が認められるようになったのです。

全国のセルフ給油のガソリンスタンドは、2019年度までに約10,320店まで増えていました。フルサービスのガソリンスタンドが2000年の約53,000店から約19,000店と減少したのに対し、セルフ給油のガソリンスタンドは、同じ期間で約400店から約10,320店と25倍以上になっています。


海外では無人のガソリンスタンドも?

ガソリンスタンド
© Carolyn Franks/stock.adobe.com

アメリカを始めとする海外では、無人セルフスタンドも存在しますが、日本ではセルフ式のガソリンスタンドでも、甲種または乙種4類の危険物取扱者の有資格者を含むスタッフが必ず常駐しており、無人のガソリンスタンド営業は禁止されています。


セルフ給油とフルサービスの違い

危険物の取り扱いに慣れた従業員が給油するフルサービスのガソリンスタンドと、素人である利用客が自己責任で給油するセルフ給油では、安全性の観点から給油機などの設備やシステムに大きな違いがあります。

セルフ式のスタンドの給油機は地上固定式と法律で決められています。つまり、吊り下げ式の給油機があったら従業員が給油するスタンドということです。そして、セルフ方式の給油機はフルサービス用と違い、給油者が給油レバーを握っている間だけ供給されるようになっています。

また、セルフ式のスタンドでは、セルフサービスの給油作業を遠隔監視し、危険と判断した時には制御卓からバルブを閉鎖するなどの措置がとれるシステムになっています。


セルフ給油のガソリンスタンドではできないことがある?

セルフ給油できるのは、自走して乗り入れた自動車と二輪車と決められおり、手押しで持ち込んだ二輪車やジェットスキー、ガソリン携行缶等への注入は法令により禁止されています。それらに注油したい場合は、ガソリンスタンドの従業員に依頼しなければなりません。


セルフ給油でやると恥ずかしいこと5つ

セルフ給油のやり方を説明する前に、うっかりやってしまいがちな「恥ずかしいこと」を5つご紹介します。恥ずかしいだけでなく、車や自分の安全が脅かされる可能性もありますので、しっかり確認しましょう。


1.給油口の左右を間違って駐車する

給油口はほとんどの場合、車体側後部(後部座席のドアの後ろ)にありますが、車種によって右側か左側か違います。そのため、スタンド内のレーンに誤った方向で駐車すると、給油ノズルが届かなくなってしまいます。

ちなみに、給油口の位置は燃料計に表示されており、燃料計の給油機マークの隣の三角矢印が給油口の場所を示しています。三角矢印が右向きなら右側、左向きなら左側です。


2.給油口を開けられないorボンネットやトランクを開けてしまう

給油口
©poko42/stock.adobe.com

セルフのガソリンスタンドであっても、給油口を開ける際に手間取ってしまうのはスマートではありません。

大抵は、運転席の下に給油口を開閉できるレバーがついていますが、車種によってレバーの位置や操作は異なりますので、取扱説明書を確認しておきましょう。中には車内から開閉する機能がなく、給油口をキーで開くタイプもあります。

また、給油口開閉用と似ているレバーやボタンに、ボンネット開閉、トランク開閉、シートのリクライニング用のものなどが挙げられます。操作ミスでそれらを作動させてしまうのも、ちょっぴり気まずいので、事前に確認しておくと安心です。


3.間違った油種を給油する

給油ポンプ
©BillionPhotos.com/stock.adobe.com

給油する前に、必ずガソリンの種類を確認しましょう。セルフ給油の失敗でもっとも多いのが、ガソリンの種類を間違える誤給油です。

給油口のフタの内側に油種が記載されていますが、軽油はバス、トラックなどのディーゼルエンジンを搭載した車両用と覚えておきましょう。

  • レギュラー:一般車両
  • ハイオク:スポーツカーなどの高い圧縮比のエンジンを搭載した車両
  • 軽油:バス、トラックなどのディーゼルエンジンを搭載した車両

レギュラー・ハイオク・軽油の違いについて詳しく見る

誤給油は自己責任!補償はありません

セルフ給油で、給油する種類を間違っても補償の対象にはなりません。

例えば、レギュラー指定の車にハイオクガソリンを入れても特に支障はありませんが、ハイオク指定の車にレギュラーガソリンを入れた場合、パワーダウンや燃費の悪化につながります。故障とまではいかないでしょうが、不調の原因となる可能性はあります。

ちなみにレギュラー指定の車にハイオクガソリンを入れても特に効果はなく、単なるお金の無駄になりますので、やはり注意しましょう。

もっとも気をつけなければいけないのが「軽油」です!ガソリン車にディーゼルエンジン用の軽油、またはディーゼル車にガソリンを入れてしまうと、故障の原因になります。油種の間違いを防止するため、法令によってノズルの色が定められています。

  • レギュラーガソリン:赤
  • ハイオクガソリン:黄
  • 軽油:緑 
  • 灯油:青 ※セルフ給油では販売していない場合もあります

ディーゼル車以外は、緑のノズルから給油してはいけません。


4.給油中にタバコを吸う

タバコ 車
© LIGHTFIELD STUDIOS/stock.adobe.com

給油作業中の喫煙は絶対にしてはいけない、恥ずかしい行為です。わずかな炎や火花であっても、引火すれば大きな事故に繋がりますので、絶対にやめましょう。


5.給油口キャップの置き忘れ&給油口の閉め忘れ

給油後、給油口キャップの締め忘れ&置き忘れや、給油口の閉め忘れも恥ずかしい「あるある」です。

キャップがなくても走行自体に支障はありませんが、燃料漏れなど万が一の危険も想定されるため、忘れずに締めましょう。また、給油口も同様に走行に支障はありませんが、開いている状態と知らずに道路に出てしまうと…とても恥ずかしい思いをすることになります。


セルフ給油のやり方 6ステップ


ステップ1:給油機の前に停車する

車の給油口の位置に合わせて給油機を選んだら、停止線を目安にしながら、給油口が給油機の前に来るように車を横づけします。

幅寄せが苦手でも大丈夫!給油ホースは1m程度の長さがありますので、少し位ポジショニングが悪くても給油には支障ありません。逆に近すぎて作業しづらいこともありますので、無理な幅寄せは必要ありません。

無事に駐車できたら、パーキングブレーキをかけエンジンを停止して降ります。この時必ずウィンドウを閉めて、ドアをロックしましょう。ウィンドウを閉めるのは、気化したガソリンが室内に入るのを防ぐためです。

注意事項

  • 車の「ドア」「ウィンドウ」を閉める
  • パーキングブレーキをかける
  • エンジンを停止する
  • 火気厳禁!タバコは必ず消す
  • 給油中、携帯電話は使用禁止!

ステップ2:油種、給油量を選択する

セルフスタンドは、給油する前に支払いをする「前払い方式(前精算)」と、給油後にレジにレシートを持参して支払をする「後払い方式(後精算、店内精算)」があります。

前払い方式の場合は、給油量に応じた金額を精算機に投入して給油後にお釣りが出てくるものやプリペイドカードを使用するものもあります。

給油機のタッチパネルで、給油する油種、リッター数もしくは料金で給油量を指定するか満タンを選択します。この時に油種を間違えないよう注意しましょう。給油ノズルとアイコンは、色や並びを同じにするなど判りやすいよう工夫されています。

給油量ではなく満タンを選ぶこともできますが、その場合は給油が自動停止しません。満タンになると停止するセンサーが用意されていますが、初めてで吹きこぼれが心配という方は、少なめに給油するのもひとつの方法です。


ステップ3:事故防止のために静電気除去!

いよいよ給油!・・・の前に事故を防止するための大切なステップです。

給油機に貼られている静電気除去の放電プレートに触れて、体に溜まった静電気を逃がしましょう。

ご存じのとおり、人間の体は静電気を溜めやすく、特に車に乗っている間はシートと衣服が擦れて静電気を帯電しています。セルフ給油のガソリンスタンドでの火災事故は、給油口キャップを空けてから閉めるまでの給油中に、気化したガソリンに静電気による火花が引火するケースが多いのです。

些細なことですが、面倒くさがらずに給油の前には放電プレートなどに触れて、必ず静電気を除去しましょう。

静電気防止グッズをタイプごとに見る【おすすめ商品ランキング】


ステップ4:給油する

静電気を除去できたら、給油口の中についているキャップを外します

外したキャップは、給油口のフタに引っかける場所がある場合はそこに、なければ給油機にキャップ置き場所があります。

給油ノズルを取り、給油口の奥まで差し込んでから、しっかりとレバーを引きます。給油ノズルの色はレギュラー(赤)、ハイオク(黄)、軽油(緑)です。

給油中は、給油機に給油した量が表示されます。レバーをしっかり引いてノズルを支えながら、表示を確認します。

【要注意】セルフ給油でやってはいけないこと

ノズルにはセンサーが付いていますので、満タンもしくは給油機で設定した量や金額になると自動的に給油が停止します。

但し、以下のような状況ではセンサーが効かない場合があり、満タンになっても停止せずにガソリンがあふれてしまう可能性があります。

  • 給油口へのノズルの挿入が浅い
  • ノズルレバーを少しだけ引いてゆっくりと給油した
  • 満タン後につぎ足し給油する

満タン給油をしている際、センサーで自動停止したのに気づかずにレバーを引き続けるとつぎ足しになり、ガソリンがあふれてしまいます。給油中は、自分の目と耳でしっかり注意を払いましょう!


ステップ5:セルフ給油完了!

給油が終了したら、レバーから指を離します。ノズルの先からガソリンが垂れていないか注意しながら、給油口からノズルをゆっくり引き出して元の場所に戻します。万が一、給油口や車体にガソリンがこぼれた場合はきちんと拭き取っておきましょう。

忘れてはいけないのが、給油口のキャップです。給油機に置いたキャップの忘れ物は意外に多いそうです。普通に走る分には問題ないですが、タンクのふたが空いたままになっている訳ですから実は危険です。給油ノズルを戻す前に、キャップを取っておくとよいかもしれません。


ステップ6:精算

給油ノズル、給油口のキャップ、フタを元に戻したら、料金の精算をして終了です。

精算方法は給油機や店舗によって違いますが、給油機から離れた場所で精算する場合は他の車に注意して移動し、ドアのロックを忘れずに。


セルフ給油のやり方を動画で確認


セルフガソリンスタンドでの給油は思ったより簡単!

ガソリンを扱うのはちょっと怖いですし、手や服を汚さないかという心配もあるでしょう。

でも大丈夫です!決められた手順を守って行えば、危険はありません。セルフ給油のガソリンスタンドの給油機は、初めての人でも安全に給油できるよう配慮されています。これまで敬遠していた方も、ぜひチャレンジしてみてください!


ガソリンスタンドに関するおすすめ記事

【ガソリンスタンドの洗車時間と料金】洗車機と手洗いならどっちがお得でおすすめ?
洗車機の選び方と使い方のコツ|洗車キズを防ぐおすすめの洗車方法
【調査】ガソリンスタンドの店員さんは「オーライ」の意味を知って連呼しているの?

MOBY

「ガソリン」をもっと詳しく

「ガソリン」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ