リアルサバイバルホラー。世界一怖いお化け屋敷に10時間以上耐えられれば2万ドルの賞金をゲット(アメリカ)

10月28日(月)22時30分 カラパイア

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 お化け屋敷というと、日本にも有名どころが数多く存在しているが、世界にも恐怖に満ちたお化け屋敷がある。特にアメリカには、全ての意味においてスケールが異なる「世界一怖いお化け屋敷」なる館が存在している。

 それが、『マッケイミー・マナー(McKamey Manor)』だ。

 ハロウィーン月間となる今、多くのホラー好きがこのお化け屋敷を訪れているということだが、ここが他と異なるのは、文字通り「究極のホラー体験」を味わうことになるため、参加者には事前にいくつかクリアしなければならない条件が求められる。

 しかし、人々を極限に追い込みトラウマ確実と言われるこのお化け屋敷という名のリアルサバイバルホラーゲームに10時間以上、最後まで耐えきれることができれば、2万ドル(約220万円)の賞金が貰えるという。

Haunted house in Tennessee offers $20,000 prize for finishing, requires 40-page waiver

・10時間以上の恐怖を強いられる地獄の館への参加条件

 アメリカのテネシー州サマータウンとアラバマ州ハンツビルにある『マッケイミ—・マナー(McKamey Manor)』は、ラス・マッケイミーという人物が経営している、「世界一怖い」と言われるお化け屋敷だ。

 このお化け屋敷への参加が他のお化け屋敷と異なる点は、入場前に数々の条件をクリアしなければならないことだ。

 まず、完全クリアするのに10時間以上かかるお化け屋敷への参加には、事前予約が必要で、1人もしくは2人1組のペアが認められているが、21歳以上が条件となる。

 その後、参加希望者はどれほどの体力があるか医師の診断を受け、「心身ともにクリア」しているという証明書を提示しなければならない。つまりは、どれだけ10時間以上の恐怖と拷問に耐えきれるかということだろう。

 次に、マッケイミ—氏からフェイスブックや電話などで参加希望者のバックグラウンドチェックが行われるスクリーニング(選別)プロセスがあるが、それにパスすることが求められる。

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・40ページの権利放棄書に署名まで

 更に参加希望者らは、40ページにわたる権利放棄書に署名をし、途中でリタイアしたくなった時にそれを伝える合言葉“セーフ・ワード(safe word)”を決め、薬物検査に合格しなければならない。

 これらの厳しいプロセスを通過した人たちには、過去にお化け屋敷体験を完了できなかった参加者らをまとめたビデオを2時間たっぷりと見てもらう。

 Youtubeの「McKamey Manor」のチャンネルには、この恐怖体験の様子がわかる動画がいくつか公開されているが、サムネイルを見ただけで震え上がるほど衝撃的なので、覚悟がある人だけチェックしてみてほしい。
 
 実際に参加する前に、恐怖でがんじがらめにしてやる気を削ぐことが目的だ。そのため、ビデオの中には「本当はチャレンジしたくない」というフレーズが何度も繰り返されているという。

 しかし、それでも勇気がある人はいよいよ体験可能となる。入場料というのはなく、マッケイミー氏が飼っている5匹の犬のエサが入った1袋分を代わりに支払うだけでいい。

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・悪夢とトラウマを引き起こす恐怖の拷問体験

 いよいよ『マッケイミ—・マナー(McKamey Manor)』へ入場となるわけだが、ここでも一連のルールを守ってもらうことが求められる。

 参加者は飲酒・喫煙・飲食の一切を禁止、館の役者たちに暴言を吐くこと禁止、小道具や俳優に触ること禁止、走って逃げること禁止という、つまり相手になされるがままの状態にならなければならないということだ。

 参加者が、恐怖を与えてくる役者たちに触れることは禁じられているが、役者らは実に様々な出で立ちで、参加者らに近付き触れることが許されている。そもそも、一旦恐怖に取り憑かれれば、参加者らは彼らが役者であることなど忘れてしまうだろう。

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 その姿は、ゾンビや狂人、殺人鬼などで、とても演じているとは思えないほどリアルだ。

 しかも彼らは、参加者に目隠しをしたり血まみれにさせたりと、あらゆる手段を尽くして心身ともに極限に追い込んでいく。もちろん、小道具としてヘビや昆虫など生きた動物との密接な接触も強いられ、無理やり何かを口に押し込まれたりする。

 10時間以上という恐怖はまるで地獄の拷問そのものだ。いろんな場所に閉じもめられたり体を羽交い絞めにされ拷問を受けたり、「本当に殺されるかもしれない」恐怖で発狂しそうになる参加者も少なくない。

 しかし、この体験をクリアすれば素晴らしい報酬を受け取ることができる。

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・ルールを守り無事に屋敷を出られたら賞金2万ドル

 マッケイミ—氏は、参加者が全てのルールをきちんと守り、10時間以上の恐怖に完全に耐えきれることができれば、2万ドル(約220万円)の賞金を与えることを約束している。

 しかし、この非常にリアルでグラフィックな恐怖体験を、これまで誰も完全クリアした者はいない。

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 あらゆる種類の恐ろしい試練が課せられる、『マッケイミ—・マナー(McKamey Manor)』は、もとはカリフォルニア州サンディエゴに位置していたが閉鎖となり、現在のテネシー州とアラバマ州に場所を移している。

 この時期、賞金目当てに参加を希望する人も多いようだが、途中で挫折したところで、しばらくは悪夢と恐怖のトラウマに悩まされることになりそうだ。

 毎年ハロウィンの時期、このイベントは開催されているので、リアルホラーなサバイバル体験がしたい肝の座った人は来年参加してみてはどうだろう。

References:fox13newsなど / written by Scarlet / edited by parumo

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