ESAT-Jで英語のレベルアップをめざそう…都教委が動画公開
2022年10月28日(金)17時45分 リセマム
東京都では、小・中・高校における一貫した英語教育を推進し、2022年度より中学校の英語学習によって身に付けた「英語を話す力」の力を客観的に評価するため、都内の公立中学3年生の全生徒を対象に「ESAT-J」を実施。結果は、2023年度(令和5年度)東京都立高等学校入学者選抜に活用する。
今回公開された動画は、ESAT-Jに向けて、事前の学習方法と解答するときのアドバイス等を紹介するもの。ESAT-Jでは、パートA「英文を読み上げる」、パートB「質問を聞いて応答する/意図を伝える」、パートC「ストーリーを英語で話す」、パートD「自分の意見を述べる」の出題形式ごとに、「コミュニケーションの達成度(2段階)」「言語使用(5段階)」「音声(4段階)」の3観点で評価する。
動画では各パートごとに実際の問題例を用いて、準備時間内にしておくとよいこと、解答時に意識するポイントや困ったときにすること等に加え、相手に伝える場合の解答例を紹介。たとえば、パートC「ストーリーを英語で話す」では、自分が知っている英語でどのように言えるかを考え、「だれ」が「何をしたのか」、「何」が「どんな」だったのかを伝えるようアドバイスしている。相手に伝えるためには、「First,(最初に)」「Then,(そして)」等の話の流れを伝える言葉を使ってみるとより伝わりやすくなるという。
東京都教育委員会のWebサイトでは、中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)を設け、直前チェック動画の他、生徒や保護者向けの説明動画も公開している。