アプリ甲子園2019、優勝は三田国際高3生…技術賞とW受賞

2019年10月29日(火)14時15分 リセマム

全国の中高生を対象にしたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園2019」

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「アプリ甲子園2019」は2019年10月27日に決勝大会を開催。厳正なる審査の結果、優勝・総務大臣賞に三田国際学園高校3年の山口響也さんによるゲームアプリ「Crashit (クラッシュイット)」が選ばれた。

 アプリ甲子園実行委員会が開催する「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成を目的として、2011年より開催。全国の中高生が開発した、iPhoneやAndroid端末に対応するスマートフォン向けアプリ(タブレット端末向けアプリも含む)を広く公募し、その企画力と実装力の観点から優秀な作品を選出・表彰する。中高生向けのアプリ開発コンテストとしては日本最大級だという。

 決勝大会では、「開発部門」二次予選を勝ち抜いたファイナリスト10組が一堂に会して公開プレゼンテーションを実施。「企画力×技術力」をもとにした審査の結果、優勝・総務大臣賞に三田国際学園高校3年の山口響也さんによるゲームアプリ「Crashit (クラッシュイット)」が選ばれた。

 「Crashit」はARを利用したブロック崩しゲームが楽しめるアプリで、ゲームとしての完成度や技術力が総合的に評価された。実装力と技術チャレンジの観点からも際立った技術力が評価され、「技術賞」も同時受賞している。

 準優勝は、角川ドワンゴ学園N高校1年の萩原爽太さんによるチャットアプリ「Align(アライン)」、第3位は、東京工業大学附属科学技術高校3年の早川尚吾さん、高橋直希さん、荒井駿汰さん、須藤英公さんによるARナビアプリ「HybridMap(ハイブリッドマップ)」が選出された。

 そのほか、特別企業賞の3作品も決定。Cygames賞は、筑波大学附属駒場高校3年による競技版四目並べアプリ「Nodes(ノーズ)」、電通アイソバー賞は、慶應義塾高校3年による匿名のSNSアプリ「Snug(スナッグ)」、マイナビ賞は、愛知県立一宮興道高校3年によるLINEの音を個別に設定できるアプリ「ピックアップ通知音」が受賞した。

 アプリ甲子園では、当日のようすをYouTubeライブ配信のアーカイブ動画として公開。「開発部門」のプレゼンテーションや審査員のコメントなどのほか、エキシビジョンとして行われた「デジタルアートパフォーマンス部門」の作品発表(プレゼンテーション)、トラックメイカーのSASUKE氏によるパフォーマンスも視聴できる。なお、公式Webサイトにて、近日中に詳細な大会レポートを掲載する予定だという。

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