いよいよ開業！ 「渋谷スクランブルスクエア」のシーン別「絶品グルメ」攻略法

ガリシア地方にフォーカスした『La Coquina Cerveceria（ラ コキーナ セルベセリア）』のスパニッシュ ｜ 食楽web

　100年に1度と言われる大規模再開発が進行中の渋谷エリアですが、2012年の渋谷ヒカリエ、2018年の渋谷ストリームに続く大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア」の第Ⅰ期・東棟が11月1日にオープンしました。

　渋谷スクランブルスクエアの特徴は、駅直結の地上47階、渋谷エリア最高峰のビルであること。B2〜14Fの商業施設フロアにはレストランやカフェ、デリ、スイーツなど、最旬グルメスポットが盛りだくさん。今回は渋谷スクランブルスクエアの“食べ歩き方”をシーン別にご紹介します。

【シーン1】話題の美食空間で過ごすなら12〜13Fのレストランフロア「FOODIES SCRAMBLE」へ

『CARVAAN TOKYO（カールヴァーン・トウキョウ）』は、地中海・アラビア料理とクラフトビールが楽しめる個性派レストラン。エキゾチックな非日常空間も魅力

　ゆったりとランチやディナーを楽しむなら、めざすはレストランフロアです。渋谷スクランブルスクエアの12Fには9店舗、13Fには8店舗のバラエティ豊かなレストランが出店。

　お好み焼き、うどん、そば、串揚げ、寿司、鉄板焼き、天ぷら、しゃぶしゃなど和の定番から中華、中東、地中海とひと通りのジャンルを網羅しています。

スペインワインとともにフィデウア（パスタを使ったパエリア）や、日本限定のシグニチャーディッシュであるスフレ・トルティージャなどが楽しめる『Jose Lois（ホセ・ルイス）』。コースは3500円（税別）からと、意外とリーズナブル！

　スペイン王族御用達のマドリッドの名店『Jose Lois（ホセ・ルイス）』や、クラフトビールとアラビア料理が楽しめる『CARVAAN TOKYO（カールヴァーン・トウキョウ）』など話題の店舗や、つかだブランドが新展開する一人高級しゃぶしゃぶ『しゃぶしゃぶ　つかだ』などユニークな新業態も。

こちらはガリシア地方にフォーカスしたスパニッシュ『La Coquina Cerveceria（ラ コキーナ セルベセリア）』。スタンディングバーやカウンター、窓から渋谷の街を一望できるダイニング、さらに個室もあって使い勝手が良い。『Jose Lois』と同フロアなので、食べ比べするのも楽しそう

　ライブ感が楽しいオープンキッチンのお店や、渋谷を一望できるレストランもあり、トピック性は抜群。デートや友人・家族との食事、商談など、さまざまなシーンで使えそうです。

【シーン2】ひと味違うギフトを探すなら、1Fスイーツフロアへ

話題のスイーツがひしめく1Fは、クリスマスやバレンタインデーはもちろん、気の利いたお持たせを探すのにも最適

　1Fのスイーツフロアはギフト探しに最適です。とくに高級感あふれるギフトやトレンドを押さえた話題のスイーツをチェックするなら、1Fフロアの両サイドに位置する“東急フードショーエッジ”がオススメ。

　日本初出店の『MORI YOSHIDA PARIS（モリ・ヨシダ・パリ）』や、世界のレアチョコがそろう『c7h8n4o2（チョコガカリ）』、フランスで生まれ日本で進化した焼き菓子ダックワーズの新商品「アックワーズ」を展開する『ペシェ・ミニヨン -レダ-』など、エッジの効いたショップがそろっています。

渋谷スクランブルスクエアでしか手に入らないスイーツも多数。『MELLOWHICH（メロウウィッチ）』は、岐阜市の人気洋菓子店『ナガラタタン』の新ブランド

　また、年齢を問わず間違いのない贈り物を探すなら『資生堂パーラー』や『船橋屋こよみ』、『FRUCTUS（フラクタス）』、『治一郎』など、定番の名店が1F中央に集う“ecute EDITION”を目指すと、ハズさないギフトが手に入ります。

オープニング期間は、かわいい渋谷限定のバッグやパッケージも！

　ecute EDITIONには渋谷スクランブルスクエア限定のフレーバーや渋谷をモチーフにした新商品も多く、どれを買おうか迷ってしまいそう。オープン記念として限定デザインや福袋、ノベルティを出すショップもあるので要チェックです。

【シーン3】テイクアウトなら、デリやベーカリーのそろうB2Fへ

南イタリア、アマルフィー半島の郷土料理が楽しめる『MAMMA SANTINA（マンマ サンティーナ）』のショーケース。クロスティーニはお手軽ランチにぴったり

　渋谷スクランブルスクエアの、いわゆる「デパ地下」に該当するのが地階フロア。弁当や惣菜をテイクアウトしたい人や、本格料理をサクッとイートインで食べたい方はB2Fを目指すのが吉。最旬のデリやベーカリーがひしめくB2F“東急フードショーエッジ”は、まさに世界の食文化が集う空間です。

食事時は行列必至のイートイン。『金粂』は、鮭といくらのせいろめしや、骨までとろける鯖の味噌煮、生から捌いたアジフライなど、絶品の魚料理が楽しめる

　さすが2000年代にデパ地下ブームの火付け役となった東急百貨店のプランニングだけあって、B2Fに軒を連ねる店舗はどれも必食！

　ミシュランの星を5度獲得したティエリー・マルクスのベーカリー『ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー』や、『Peace cafe Hawaii（ピースカフェ ハワイ）』のヴィーガンデリプレート、1871年に日本橋魚市場で創業した老舗仲卸『尾粂』初のイートイン『金粂』など注目店が目白押しです。

コロッケの新境地を開拓するコロッケ専門店『コロモア』は、とにかく種類が豊富。「究極の男爵コロッケ」はじゃがいもの風味抜群で本当に美味しいです！

　定番の揚げ物や弁当、サンドイッチ、サラダ惣菜なども侮るなかれ、どの店舗も一流の専門店ばかり。素材にこだわったヘルシー志向のグルメが揃っているあたりは、食感度の高い渋谷ならでは、といった印象です。渋谷沿線に職場や自宅のある人なら、毎日、立ち寄ってしまうのでは？

　1FやB2Fでは、クリスマスケーキやクリスマス向けオードブルを用意しているショップも多く、11月1日からインターネット予約、11月7日から店頭予約が始まります。今からチェックしておきましょう！

（取材・文◎伊勢洋平）

●DATA

渋谷スクランブルスクエア

https://www.shibuya-scramble-square.com/