千葉県北東部で地震3連発、M7クラス以上に繋がっていた事例は

11月2日(土)20時46分 地震NEWS


2019年11月02日の未明から昼にかけ、千葉県北東部で3回の有感地震が相次いで発生した。千葉県北東部で3連発した過去の事例19例についてその後を追跡してみると10例で2ヶ月以内に国内M7クラスが、またそのうち4例では10日以内にM7クラスが発生していた。


2019年11月02日00:46 M3.4 震度1 千葉県北東部(深さ約50km)
2019年11月02日11:12 M2.5 震度1 千葉県北東部(深さ約30km)
2019年11月02日12:06 M3.6 震度1 千葉県北東部(深さ約50km)

3回の地震のうち1回目のM3.4と3回目のM3.6は犬吠埼に近く震源の位置はほぼ同じであったが、2回目のM2.5はそれより南側で観測されており、深さも異なっていた。

前者の震源に近い場所では過去、2012年04月12日のM5.5・震度4(深さ43km)や2005年06月20日のM5.6・震度4(深さ51km)が起きており、後者の震源付近でも1915年にM6.0が記録されているなど、どちらもM6クラスの強い地震を引き起こし得る震源として今後の地震活動を見守っていくべきだろう。

また今回、1日に3回もの有感地震が続発したことで他の震源への影響があるのか、という点から過去のデータを見てみることにする。

千葉県北東部では1923年の関東大震災や2011年の東日本大震災直後にも今回同様24時間以内に3回以上の有感地震が発生していたが、これらを除外した19例についてその後2ヶ月以内に日本国内でどのような地震へと繋がっていったのか追跡してみた。

すると、2ヶ月以内に関東地方でM5.5以上のM6クラスが起きていた事例が19例中6例とそれほど顕著な傾向性とは言えない結果となった。

しかし、一方で際立っていたのが19例中、2ヶ月以内に日本国内を震源とするM6.5以上のM7クラスが発生していたケースが10例に達していたというデータである。

千葉県北東部3連発から直近で起きていた事例としては2日後に根室半島南東沖でM6.7・震度3を記録した1935年、4日後にM7.7・震度5の日本海中部地震が発生した1983年、8日後にM7.0・震度6弱へと繋がった福岡県西方沖地震、9日後に宮城県沖でM7.1・震度6弱が観測された2003年がある。

これらの地震がいずれも千葉県北東部における地震連発と関連しているとは言えないが、結果的に19例中10例で2ヶ月以内にM7クラス以上が、またそのうちの4例では10日以内に起きていたという数字は一応押さえておくと良いだろう。


※画像は気象庁より。

地震NEWS

「千葉」をもっと詳しく

「千葉」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ