父島近海付近でM4.9地震、付近で連発の可能性と伊豆・小笠原M6クラスの傾向性

11月3日(日)6時35分 地震NEWS


2019年11月03日の00:38に父島近海付近でM4.9の地震が発生した。気象庁はこの地震で震度1以上を観測していない。付近で最近起きてきた地震にはふたつの傾向性が窺える。父島近海付近で連発する可能性と、伊豆・小笠原海溝沿いでのM6クラスへと繋がっていく可能性だ。


2019年11月03日00:38 M4.9 震度- 父島近海(深さ約10km)

父島近海では10月23日にM4.7・震度2が深さ116kmで、また10月19日にもM5.4の地震 [1]が深さ約440kmでそれぞれ起きており、後者については10年ぶりの深発有感地震として速報値が提供されたものの、その後震度1未満であったと修正されたなど最近話題になることが多い。

これらの地震はいずれも今回の震源からは離れた場所で記録されていたことから今回の地震との関連性は不明だが、今回のM4.9が発生した震源に関しては最近ある特徴が見られている。

2018年以降、ごく近くで起きてきたM4.5以上の地震の多くが短期間の間に連発していたのだ。

該当地震は計8回だが、1回を除いた7例は2回あるいは3回と父島近海付近で連発していたのである。従って今回も付近で再度のM4.5以上へと繋がっていく可能性は否定出来ないだろう。

連発していたケースをまとめると8回の地震は計4例となる。これら4回の地震についてその後2ヶ月間の国内発震状況を追跡してみると、いずれのケースでも伊豆・小笠原諸島におけるM5以上が発生していた他、4回中3回ではM6クラスの強い地震が引き起こされていた。

2018年01月の事例では3週間後に小笠原諸島西方沖M5.6・震度1、2018年11月のケースでは5週間後に小笠原諸島東方沖でM5.9・震度1、2019年05月の際には半月後の硫黄島近海M5.7・震度1とその直後に発生した鳥島近海M6.2・震度4といった具合であり、M6クラス以上が起きなかった2019年09月の時にも10日後に硫黄島近海でM5.4・震度1とM6クラスに近い地震が記録されていたのである。

父島近海付近における直近でのM4.5以上連発とその後の伊豆・小笠原諸島M6クラスへの繋がり、が今回の震源付近における最近の傾向性となっている。


※画像はU.S. Geological Surveyより。

[1] https://jishin-news.com/archives/13069

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