甘エビって、なぜ甘いの?

2019年11月3日(日)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年10月23日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「甘エビはなぜ甘いのか」について調べていました。


甘エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」といいます。なぜ、「甘エビ」とまで言われるまで甘くなるのでしょうか?


トロリとした粘り気がポイント


この時期になるととっても美味しい「甘エビ」。北陸のお刺身には欠かせませんよね。


お刺身の盛り合わせには必須なので、不漁のときなどには、市場で値段が10〜15倍に跳ね上がることもあるそうです。それくらいみんな大好きな食材です。


なぜ、甘エビとまで言われるのか、番組がその秘密を調べました。


まず、エビは日が経つと味が変わっていきます。


採れたてのエビはプリプリで弾力感のある食べ応えですが、一日経つとトロっとした感じで濃厚な甘さが味わえます。


これは、タンパク質の分解酵素が関係しています。死んでしばらく経つとその酵素が自身を分解し始めるのです。この分解酵素を多く持っているのが、ホッコクアカエビということなのです。


タンパク質が分解され始めると粘り気が出で、そのトロミ成分が旨味を引き立てているのです。


旨味成分自体は、他の魚よりも少ないのですが、自身が分解されてできるトロミ成分が、甘みを増して食感をよくしているのです。


甘エビのうまさの秘密は、意外な成分にあるのですね。


(ライター:りえ160)

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