柄本佑“道長”が口にした言葉に「堂々の関白宣言」などツッコミ相次ぐ…「光る君へ」42話
2024年11月4日(月)7時45分 シネマカフェ
現在まで読み継がれてきた「源氏物語」の作者である紫式部を主人公に、脚本を「大恋愛〜僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などの大石静が手がけた、大河ドラマ63作目となる本作。
出演するのは紫式部/まひろ役の吉高をはじめ、三条天皇と対立する左大臣の藤原道長に柄本佑。まひろの娘・藤原賢子には南沙良。まひろを頼る道長の娘で中宮の藤原彰子に見上愛。賢子が恋する武者の双寿丸に伊藤健太郎。「枕草子」の作者・清少納言/ききょうにファーストサマーウイカ。一条天皇亡きあと帝となった三条天皇に木村達成。彰子の妹だが性格は対照的な藤原妍子に倉沢杏菜といった顔ぶれ。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
三条天皇は道長に対し、妍子を中宮、彰子を皇太后にしたいと告げ、さらに1か月後には藤原娍子(朝倉あき)を皇后にすると言い出す。渋る道長に三条天皇は要求を呑まないなら妍子のもとには渡らないと言い放ち、道長はこの要求を受け入れるのだが、妍子は歳が離れた三条天皇より若い男たちに夢中で、宴を繰り広げては散財していた…というのが今回のストーリー。
そんななか道長はまひろの元を訪れ、帝が妍子のもとに渡らない。一条天皇と彰子の間には源氏物語があったが、三条天皇と妍子の間には何もないと嘆き、「源氏の物語も役には立たんのだ」と口にする…。
これに対しSNSでは「源氏物語も役に立たない、って書いた本人に言うか?」「道長にとっては源氏物語は政治の道具でしかなかったんだなというのがよく分かる台詞」「もう源氏物語を道具としてしか見てない道長ダメじゃん」などといった声が上がる。
その後、道長は病に倒れ、その事を知らされたまひろは宇治にいる道長を見舞う。かつて自分と交わした約束はもう忘れて欲しいと話すまひろに、「忘れれば俺の命は終わる」と返す道長。それに対し自分もこの世での役目を終えたと言って「2人で流されてみません?」とまひろが言うと、道長は「お前は俺より先に死んではならん」と強い口調で応える…。
このセリフに「道長、堂々の関白宣言」「関白就任を固辞し続けてるのに関白宣言みたいなこと言う」「関白宣言……あんた左大臣だろ……」などのツッコミが殺到。多くの視聴者がさだまさしの名曲「関白宣言」の歌詞を連想した模様だ。
【第43話あらすじ】
内裏で度々火事が起こり、道長は三条天皇の政に対する天の怒りが原因だとして譲位を迫る。しかし三条天皇は頑として聞き入れず対立は深まる。一方のまひろは皇太后・彰子に仕えながら、源氏物語の執筆を続けていた。そんななか越後から帰京した父・為時(岸谷五朗)と再会、賢子から恋愛の相談をされる…。
「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時〜(再放送は翌週土曜13時5分〜)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。