『ルパン三世』に本気でハマった“あの皇族”が仰天行動…!? 宮崎駿のジブリ作品にまつわる激ヤバ都市伝説5選!

2022年11月3日(木)7時0分 tocana

 今月1日、愛知県長久手市にスタジオジブリのテーマパーク「ジブリパーク」がオープンした。ジブリの世界観を体験できる初の大型施設ということで、初日から多くのファンが駆けつけた。園内のお土産ショップでは、ここでしか買えない限定グッズも販売され、一度のお会計が200万円を超える利用客もいたという。さらに、現地からの中継にジブリの生みの親である宮崎駿氏によく似た人物が写り込んでいたことが話題になるなど、開園と同時に連日SNSを賑わしている。


 絶大な人気を誇るジブリだが、それらの名作にまつわる噂や都市伝説がまことしやかに語られていることをご存知だろうか? 今回はジブリパークの開園を記念して、2019年1月18日の記事を再掲する。


※ こちらの記事は2019年1月18日の記事を再掲しています。


 日本のみならず、世界でも大人気の宮崎駿作品。作り込まれた世界観に引き込まれる人々は後を絶たず、その影響力は計り知れない。今回は、宮崎駿作品にまつわる様々な噂・都市伝説をお届けしよう。


■あのスピルバーグにも影響与をえていた?

 宮崎駿の映画初監督作品である『ルパン三世 カリオストロの城』。おなじみルパン一行や峰不二子、銭形警部といった面々がカリオストロ公国をめぐる陰謀に巻き込まれ、公女クラリス姫をカリオストロ伯爵の悪の手から救う痛快劇である。


 海外のSF・ファンタジー総合サイト「TOR.com」では、この作品にまつわる驚くべき噂を紹介している。あの名監督スティーヴン・スピルバーグが80年代にたまたま本作を観て感銘を受け、そのカーチェイスシーンを自身の作品内で真似たというのだ。


 また、カリオストロの城がアメリカのアニメーションに与えた影響は大きい。ウォルト・ディズニーやピクサーで『トイ・ストーリー』や『アナと雪の女王』など数々の名作の監督・製作総指揮をしたジョン・ラセターは、カリオストロの城を見て宮崎駿の大ファンになったと公言しており、『千と千尋の神隠し』などのアメリカ公開にも関わっている。


■皇族が結婚衣装に?

 また、カリオストロの城にはもうひとつ有名な伝説が存在する。それは2005年に黒田慶樹さんと結婚して皇族から離れた黒田清子さん(紀宮清子内親王)が結婚式の際、ヒロイン・クラリスが劇中で身につけていた衣装を模したドレスを着用したというものである。


 黒田清子さんは学生時代からかなりのアニメファンと噂されており、本人の強い希望もあってこのドレスを着用したといわれている。過去には本作のラストシーンの絵を描いたこともあったといい、大ファンだったのは間違いないだろう。


■『もののけ姫』サンが身につけていた毛皮の秘密

 1997年公開の『もののけ姫』は、中世の日本を舞台として人間と森の神々との戦いを描いた壮大なファンタジーである。ヒロイン・サンは犬神に拾われて育てられ、人間を憎み、生まれ育った森や仲間を守るために人間と戦う勇敢な少女で、主人公アシタカと交流するうちに人間と神々の間で揺れ動くことになる。


 サンが羽織っている白い毛皮にも、彼女の複雑な身の上が表現されているという。その白い毛皮は、実はサンが母親と慕う犬神モロの子供の毛皮なのではないかというのだ。そこから想像されているサイドストーリーが次のようなものだ。かつて、人間がモロの子を殺した。その怒りを逃れるために、人間たちは赤ん坊だったサンを差し出した。だがモロはその子を哀れに思い、死んだ我が子の毛皮を剥いで着せたのである。


■となりのトトロは不思議の国のアリス?

 1988年公開の『となりのトトロ』はルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』を下敷きにしているという指摘が存在する。うさぎ(小トトロ)を追いかけて細い道を通り抜けた少女が不思議な世界と出会うという導入、形を変える猫(猫バス)や煙のように消える植物・動物など、様々なモチーフが不思議の国のアリスと類似しているというのである。


 とはいえ、ご存じの通り不思議の国のアリスはファンタジーの古典である。今なお色褪せないその世界観が宮崎駿に影響を与えていたとしてもまるで不思議ではないし、無意識のうちに類似のモチーフやストーリーを繰り広げたとしてもおかしくない。何しろ「定番のネタ」なのだから。


■すべての宮崎作品はつながりを持っている

 宮崎アニメは基本的にそれぞれ独立した作品であるが、その中には作品間のつながりを示すような小ネタが多数仕込まれている。例えば『千と千尋の神隠し』には『となりのトトロ』のまっくろくろすけが出てくるし、『ハウルの動く城』には『天空の城ラピュタ』のパズーの姿が一瞬であるが映り込むという。


 現在、新作アニメーション『君たちはどう生きるか』を製作中とされる宮崎駿監督。今年の夏には原作を務めた舞台「最貧前線」が上演されるなど、まだまだその創作意欲は健在のようだ。今後も素晴らしいファンタジー作品を作り続けて欲しいものだ。


参考:「Tor.com」「Screen Rant」、ほか

tocana

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