11月16日に「南海トラフ巨大地震」が発生か? 21世紀最大の予言者ジュセリーノが警告

2022年11月5日(土)14時0分 tocana

——予言・滅亡研究家の白神じゅりこが寄稿!


 11月3日、千葉県北西部を震源とする地震が発生した。19時3分にM3.6、19時4分M5.0と立て続けに起こり、関東や静岡で最大震度3を記録。この地震で首都圏も大きく揺れた。久々に大きめの地震が起こったことで、ネットでは「巨大地震の前触れではないか?」という声もあがっている。
 巨大地震といえば、「2022年11月16日にM9.0の南海トラフ巨大地震」というジュセリーノの予言が話題になっていることはご存じだろうか……?


■11月16日にM9.0「南海トラフ巨大地震」が発生か?

 ジュセリーノ・ダ・ルースは、予知夢によって未来を予言するブラジルの予言者である。これまで「チョルノービリ原発事故」「米同時多発テロ」「地下鉄サリン事件」「阪神淡路大震災」「東日本大震災」など、数々の歴史的大事件・大災害を予言・的中させてきたとされる。
 今から約10年前、ジュセリーノは「90%予言が当たる」というキャッチフレーズで日本のTV番組にも出演し反響を得ていた。当時、彼の予言をまとめた本はベストセラーにもなっている。そんな伝説の予言者ジュセリーノは、現在も自身のウェブサイトやYouTubeで予言者としての活動を続けている。
 予言研究家である筆者は、彼の予言に注目し続け、トカナでもたびたび取り上げてきた。
 そんなジュセリーノが、自身のウェブサイトにて安倍元首相の悲劇を予言していた経緯に加え、これから日本を襲う巨大地震について警告しているという記事を先日、トカナにも寄稿させていただいた。


・「2022年11月16日にM9.0の南海トラフ巨大地震」21世紀最大の予言者ジュセリーノが極秘警告書簡を公開!


 その記事の中で、ジュセリーノが、「今年の11月16日にM9.0の南海トラフ巨大地震が発生し大津波の被害が出る」というように、日本で巨大地震が起こると予言をしていたことを紹介させていただいた。そして、11月16日が差し迫ってくるにつれて、ジュセリーノの予言が話題になってきているのだ……。



■南海トラフ巨大地震が差し迫っている?


 果たして、ジュセリーノが予言しているような南海トラフ巨大地震は本当に起こるのだろうか?


「南海トラフ」は静岡県の駿河湾から宮崎県の日向灘まで続く海底にある深いプレート境界のことだ。ここで起こる地震は「海溝型地震」と呼ばれる。「南海トラフ」はこれまで、100〜150年周期で巨大地震を引き起こしてきた。


 南海トラフは「南海地震震源域」「東南海地震震源域」「東海地震震源域」の3つのパートにわかれている。この震源域は連動して揺れることもあれば、分散して揺れることもある。
 1944年「昭和東南海地震M7.9」、1946年「昭和南海地震M8.0」が起こってから約70年以上が経過した今、周期的に見ても南海トラフに溜まったひずみが開放されて、南海トラフ巨大地震が起こる日が差し迫っているといわれている。


 そして気になるのは、今年1月22日に日向灘を震源とするM6.6の大きな地震が発生したことだ。日向灘は南海トラフの西端にあり、南海トラフ巨大地震の震源域にあたるため「前触れではないか」と騒がれた。気象庁は「もし今回の地震の規模がマグニチュード6.8以上だった場合には、南海トラフ地震臨時情報を発表していた」と明かす。まさしく、あと少しで南海トラフ巨大地震扱いだったわけである……。



■南海トラフ巨大地震で日本滅亡?

 南海トラフ巨大地震では、M8〜9クラスの大規模な地震が発生するとともに大津波が発生すると言われている。


 気象庁によれば、「静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されている。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されている」と発表している。


 まさにとてつもない破壊力の南海トラフ巨大地震だが、内閣府の「南海トラフ巨大地震対策について (最終報告)」によれば、死者は最大32万3千人(東日本大震災の約17倍)、全壊及び消失棟数合計238万6千棟(東日本大震災の18倍)とあり、経済的被害は合計約215兆円となるという。これは東日本大震災の10倍以上、国家予算の2倍以上の被害だというから、まさしく南海トラフ巨大地震は日本滅亡クラスの大災害と言えるだろう……。




■本当に危険なのは16日の前後3日か?

 南海トラフ巨大地震の到来を予言しているジュセリーノの過去の予言を振り返ってみよう。


 ジュセリーノは過去に、「2007年もしくは2008年7月13日に日本に巨大地震が起こり、大きな被害が発生し、大勢の命が奪われる」と予言したことがあった。そして、予言された7月13日から3日が過ぎた2007年7月16日、新潟県でM6.8の中越沖地震が発生したのである。


 続けて、「2018年6月21日に日本の東海地方でマグニチュード10.6の巨大地震が起こる」と、衝撃的な予言を発表。


 予言されていた6月21日には何も起こらなかったものの、その3日前となる6月18日、大阪府北部でM6.1の大地震が発生したのである。


 ジュセリーノの予言した日付から3日ズレたとは言え、大きな地震が起こったことは不思議である。これは仮説であるが、もしかするとジュセリーノが予言をしたせいで人々の意識がその日付に集中し、それが未来を変えてしまったのであろうか?


 そう 考えると16日の前後3日は特に警戒しておいたほうが良いかもしれない。


 しかし、何より地震国の日本であるから、いつ不意打ちの地震が起こるかわからない。いずれにせよ、防災意識を高めてその日に備えるしかないであろう。


参考:「気象庁」、「内閣府防災/YouTube」、ほか

tocana

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