新型コロナウイルスワクチンの「看板児」イスラエルの8歳が突然心停止で死亡

2023年11月5日(日)12時0分 tocana

 ワクチン接種キャンペーンCMに出演していたキッズモデルの少年が不幸にも突然の心筋炎で死亡した。もちろん彼がワクチンを接種していたことは疑いの余地もないのだが——。


■ワクチンキャンペーンのキッズモデルが突然死


 子どもたちへの新型コロナウイルスワクチン接種を促進する2020年のイスラエルのコマーシャルに出演していた8歳のヨナタン・モシェ・アーリックマン君が、突然の心停止で亡くなった。


 入浴中に心臓が止まり浴槽で溺れそうになったアーリックマン君は、救急隊員の蘇生によりいったんは回復したものの、数日後の9月28日に死亡したのである。


 アーリックマン君の死のニュースには、少年がワクチン接種を受けたかどうか、いつワクチン接種を受けたかについての情報は含まれていなかったが、当然彼も大多数のイスラエル人と同様に2021年にファイザー製mRNAワクチン接種を受けた可能性は高い。


 イスラエルは世界中で最もmRNAワクチン接種が多い国の一つで、2021年4月までに16歳以上の国民の70%以上が少なくとも2回のワクチン接種を受けている。


 このニュースはSNSでも話題を呼び、あるXユーザーは「あと何人の子供たちが黄金の祭壇の上で死ぬことになるでしょうか? mRNAワクチンが心臓疾患を引き起こすことを示す対照研究がすでに2件あります。これはいつでもあなたの愛する子供たちや孫たちに起こる可能性があることを忘れないでください」とツイートしている。


 情報公開法の要請を受けてアメリカの疾病管理予防センター(CDC)が昨年、小児健康防衛(CHD)に提供した情報によると、CDCは2021年2月にイスラエル保健省から接種後の心筋炎に関する報告書を受け取ったことが示されている。


 報告書では「ファイザー製新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後すぐに、若者の心筋炎や心膜炎の症例が多数確認されている。この問題についてはCDCの関連専門家と話し合っていきたいと考えています」と記されている。


 新型コロナウイルス感染症ワクチンが利用可能になってからわずか数カ月後にアメリカとイスラエルの両方で重大な心筋炎の安全性の兆候が見られたにもかかわらず、CDCは対象となるアメリカの人口の半数がすでにワクチンを接種していた後の2021年5月まで国民に警告を発しなかったのだ。


 2021年6月、イスラエルは若い男性、特に16〜24歳のmRNA関連心筋炎を確認する公式報告書を発表し、ハダッサ医療センターで通常観察されるよりも最大25倍高い発症率を示した。


 さらに2022年9月のイスラエルの研究では、ファイザーの2回目の接種後30日以内の心筋炎の発生率はワクチン未接種者より2.35倍高く、16〜19歳の男性のリスクは1,000人に1人近くであることが判明したことが報告されている。


■リークされたプレゼン映像の衝撃の内容


 今年10月にアリゾナ州上院で行われた新型コロナウイルス南西部政府間委員会の公聴会でピーター・マッカロー博士は、ワクチン接種後の心筋炎の隠れた長期的なリスクについて報告し、ワクチン接種から2年後に心臓負荷検査中に死亡したアスリートの話を紹介した。


 スパイクタンパク質が心臓に及ぼす影響を研究した結果、マッカロー博士は新型コロナウイルス感染症ワクチンの人体への使用は安全ではないとの結論に達しているという。


 2022年6月に流出したイスラエル保健省の委託を受けた研究チームによるZoomプレゼンテーションのビデオの内容も話題になっている。


 ビデオの中で、講演者の1人はワクチンの反復投与後の有害事象の発生率の上昇など、長期的な有害事象について懸念を表明し警告した。


「私たちは医療法的に考えなければなりません。訴訟を避けるために研究結果をどのように提示するかということです。かなりの数の副作用があるため、私たちは“なぜ(ワクチン接種を続けるの)ですか”と問いました」


 当局側の答えは以下だ。


「わかりました。大丈夫です。それ(副作用)は存在し、報告も存在しますが、それでもワクチン接種を受けてください」


 CHD科学研究シニアディレクターのブライアン・フッカー博士と、CHDの休職中の会長ロバート・F・ケネディ・ジュニアは、著書『Vax-Unvax:Let the Science Speak』(2023年8月刊)の中で、ワクチン接種を示す研究データを共有している。それによれば子供たちは、ワクチン接種を受けていない子どもたちに比べて、肺炎にかかるリスクが5倍高くなるということだ。


 昨年にはアルゼンチンで子供向けの新型コロナウイルスワクチンを宣伝する広告に出演していたサンティーノ・ゴドイ・ブランコ君(当時4歳)も両側性肺炎(bilateral pneumonia)で急死している。


 これを受けてアルゼンチン政府はすべてのプラットフォームからワクチン接種キャンペーンを撤回したのだ。


 急死した少年たちに何が起きていたのか。科学的な検証と解明が待たれると共に、今後も同様のケースが見られるとすれば懸念は膨らむばかりである。



参考:「The Defender」、「Life Site」ほか

tocana

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