独身の不倫相手が結婚…意外な既婚女性の本音

11月7日(木)20時45分 All About

既婚女性が独身男性と不倫関係で付き合っていて、彼が結婚するとなったとき、女性側はどういう思いを抱くのだろうか。

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不倫相手の独身男性が結婚! 既婚女性の本音

既婚女性が独身男性と恋に落ちた。相手は恋人がいないと言っていた。ところがある日、第三者から彼が結婚すると噂を聞く。こんなとき、女性はどんな心理に陥るのだろうか。

「私は複雑な気持ちでした」

ユキコさん(36歳)は正直な気持ちを語ってくれた。

「仕事上でつきあいのある2歳年下の男性に、猛烈に口説かれたんです。彼は私が既婚であることを知っていた。もちろん私が断ればすむ話だけど、あれほど情熱的にアプローチされたことがなかったので、すっかり恋に落ちてしまった。彼は『あなたが結婚していてもいい。僕はほかの誰も愛さない』と、恋人を作らない宣言までしていた。なのに半年ほどたったとき、第三者から彼が結婚するらしいという噂を聞いたんです」

他人から見れば「だからなに? 不倫に陥ったのは自分の責任でしょ」と思うかもしれない。だが、ここには女性特有の思いがあるような気がする。

不倫云々以前に、「あの情熱的な言葉はウソだったの? 私は愛されていなかったの?」という思いがポイントなのではないだろうか。もちろん、自分の立場は棚に上げているのではあるが……。

「そうですね。私だけを見ていると言ったのに、実は結婚までの遊びだったのかとがっかりしたのが本音です。……自分は結婚しているのに、勝手ですよね。そのあと彼に仕事で会ったとき、さりげなくみんなの前で『結婚するんだってね、おめでとう!』と言ったんです。その後、彼から『親に勧められてしかたなく結婚するだけ。あなたのことが好きすぎて、どうしても言えなかった。僕の気持ちは変わらない』というメッセージが来たとき、正直少しだけうれしかった。それでも結婚していく彼には不信感を抱きましたね」

女性が測るのは立場の問題ではなく、「愛情の分量」なのかもしれない。彼がもともと結婚しているのなら疑いは抱かなかっただろうが、独身のときに知り合ったのに、「結局は、私以外の女を選ぶのね」という思いが残るのだ。

彼女自身も、それが理不尽な感情であることは重々承知の上である。彼自身の口からきちんと結婚することを聞いていたら、また少し違う気持ちを持ったのかもしれない。

対等な立場になれて気がラク

一方、独身だった相手が結婚することによって、気がラクになったという女性もいる。マチコさん(40歳)がその人だ。結婚して13年、独身で5歳年下の彼と3年間、つきあっている。

「私は最初から、彼が既婚なら気がラクなのにと思っていました。私だけが既婚で子持ち、なおかつ年上ってハンデが大きい(笑)。お互いに既婚なら共通の話題も増えるし、家庭と恋愛を分けやすくなる」

つきあって1年ほどたったとき、彼が「結婚しようかと思う」と言った。彼女は大賛成だった。

「でもふと、私は継続するつもりでいるけど、彼がどうしたいかは別の話だと気づいて……。彼の幸せ、結婚する女性の気持ちを考えたら、やはりここは退くのが大人ですよね。だから『今までありがとう。楽しかった』と別れをにじませたんです。そうしたら彼が、『別れたくない。何があっても一生つきあっていきたい』と泣いて。本当はそこで別れるべきでした」

というのも今、彼の妻にふたりのことがバレかけており、マチコさんも彼も窮地に陥っているのだ。彼が結婚してから1年たったとき、携帯電話を妻に見られてしまったらしい。

「彼が独身時代からつきあっているだけに、私たち、けっこうオープンだったんですよね。ふたりで外でよく食事をしていたし、メッセージのやりとりも恋人同士っぽかった。最初から既婚同士ではなかったので、彼の結婚後もつきあい方のスタイルを変えられなかったんです」

結婚を機に、不倫の関係は根底から揺さぶられる

そこが気の緩みだった。彼女にとって、彼に公のパートナーができたという認識が浅かったのだ。

「結婚後も彼は変わらなかったので、あまり結婚したことをリアルに感じなくて。ただ、妻に疑われていると聞いたので、今は会っても早く帰るようにしています。メッセージのやりとりも控えて。ただ、彼の様子を見ていると、疑われれば疑われるほど妻から気持ちが離れていくんですよね。私が言ってはいけないと思うけど、夫をつなぎとめておきたかったらあまり束縛しないほうがいいと、妙な教訓を得ました」

それでもこのふたり、どこか「不倫をしている実感」に乏しい。彼は新しい携帯を買って、それをマチコさんとのやりとりに使えばいいと思っているのだという。

一方、マチコさんは日に日に危機感が高まっているらしい。

「私は家庭が大事だし、夫や子どもにバレたら大変なことになると感じています。立場が対等になったということは、疑われる機会が増えたということ。対等だから気楽になった面はあるけど、逆にいちばん怖い監視の目ができたんですよね」

独身の不倫相手が既婚者になったとき、不倫の関係は根底から揺さぶられるのかもしれない。そのまま関係は続けてW不倫に突入する人、複雑な思いにかられながらも継続してしまう人、結婚を機にすっぱり別れる人、それぞれにそれぞれの気持ちがあるようだ。
(文:亀山 早苗(恋愛ガイド))

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