女性の7割が「夢より現実」と回答 "夢を追い人"の女性はたった3割にとどまる

2019年11月7日(木)14時52分 キャリコネニュース

日本リサーチセンターは11月6日、「夢と現実」に関する調査結果を発表した。調査は8月に実施し、18〜79歳の男女1200人から回答を得た。

「いくつになっても夢を追い続けていたいか」という質問に対し、39%が「肯定派」(「当てはまる」+「やや当てはまる」)だった一方、25%が「否定派」(「当てはまらない」+「あまり当てはまらない」)に該当した。若年層(18〜29歳)に絞って比較すると、男性が肯定派40%、否定派20%なのに対し、女性は肯定派31%、否定派28%と、女性よりも男性の方が「夢追い志向」の割合が高い傾向があった。

女性の「夢追い志向」、60〜70代で高くなる傾向に


また、50〜60代という仕事面で転換期を迎える年代では、男性の肯定派が否定派の2倍以上となり、「夢追い志向」がより強くなった。一方、女性では10〜40代までは否定派と肯定派が五分五分。60〜70代の高齢者になると、男性同様に肯定派が全体平均を上回り、年を重ねてから「夢追い志向」を持つ女性が多いことが分かった。

「夢よりも現実を見つめていかなければと思うか」を聞くと、65%が「現実を見つめる」と回答し、否定派は8%にとどまった。性・年代別では、全年代において女性の方が「現実志向」の傾向があり、特に40、60代では、回答者が約75%にのぼった。なお女性全体で「夢より現実」と答えたのは70%だった。

物事を習い始めるには遅い年齢、1位「80歳」

また、「物事を新たに習い始めるには遅いと感じられる年齢は何歳」を聞くと、「80歳」(11%)が最多で、次いで「70歳」(10.8%)、「50歳」「60歳」(各8.8%)だった。男女別で比較すると、女性では「100歳」という回答が18〜29歳、30代、50代でトップ、40代でも第2位になったのに対し、「100歳」と答えた男性は1人もみられず、女性ではいなかった「30歳」が幅広い年代で大きな割合を占めた。

女性と比較すると、男性では「チャレンジ可能年齢」が極端に若く、正反対の結果となった。「人生100年時代」といわれる昨今、女性の方が高齢になってもより挑戦心があり活動的であると言えそうだ。


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