焼肉激戦区・上野の超人気店『焼肉たむら』で、やみつき必至の「あぶらホルモン」を食べてきた
2019年11月7日(木)12時0分 食楽web
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東京の上野・御徒町エリアといえば、アメ横を中心に、立ち飲み屋をはじめとするリーズナブルで美味しいお店がたくさんあります。とくに焼肉屋はかなりの激戦区になっています。その中でも、今回、取材に伺った『焼肉たむら』は、もうここの肉を食べたら上野でほかの焼肉店には行けない、という人もいるほどの人気店です。
そんな『焼肉たむら』に、食べた人の心をとらえて離さない、やみつき必至のホルモンがあるといいます。その名も「あぶらホルモン」。一体どんなものなのか、実際に食べてきましたので、ご紹介しましょう。
あっさり旨い「あぶらホルモン」とは?
焼肉たむら 2号店
地下鉄上野広小路駅から徒歩1分ほどにある『焼肉たむら・2号店』は、週末には開店と同時にお客さんが次々と訪れ、あっという間に満席になってしまうお店。ビジネスマンやカップル、小さい子ども連れのファミリーなど客層もさまざまです。
お目当ては「あぶらホルモン」(680円)。ネーミングからして期待が高まってきますが、なにはともあれ実食。トングで返しながら1分ほどあぶると、ホルモンはみるみるうちに小さくなっていきます。
あぶらホルモン。ネーミングとは裏腹にあっさり。でも旨味濃厚でお酒がすすみます
軽く焦げ目がついたところでひと口。驚いたのは、意外に脂っぽくないこと。わりとあっさりしていてかすかな甘みも感じます。表面の焦げ目のカリッとした香ばしさと中のトロンとした食感のコントラストが絶妙。
あぶらホルモンは焼酎を飲みつついただきます
ちょっと強めに歯を立てるとブドウの実が皮から飛び出してくるように、甘みとうま味が口の中で炸裂します。これはやみつきになるのがわかります! 焼酎の水割りで口をさっぱりさせると、反射的に次のホルモンに箸がのびてしまいます。思わず追加オーダーしてしまいました。
濃厚&食べごたえ抜群の「一本ゲタカルビ」も必食
長さ約23cmの一本ゲタカルビ
こちらのもうひとつのおすすめは「一本ゲタカルビ」(1280円)。ゲタカルビとは牛の肋骨についた肉で、こってり濃厚な味が特徴の部位です。長さ約23cmのゲタカルビを豪快に網にのせて焼いていきます。
どーんと一本網焼きにしてきます
いい色合いになったらハサミでカットしてパクリ。これまた表面の焦げと中のジューシーさがたまりません。濃厚なうま味が噛むほどにしみ出してきます。これまた病みつきになりそうな味わい。
これはロース。見るからに新鮮さが伝わるビジュアルです
これら以外に、「ロース」(980円)も人気メニュー。網の上に数秒のせて、軽く炙っていただくのですが、これがやわらかすぎて最高。歯で噛むというより「舌で噛む」と表現したほうがいいほどに、口の中で溶けていくような食感。何もつけなくても十分に美味しい。
ロースは数秒あぶるだけでOK
この焼肉たむら、ギャラ、ウルテ、シビレなどの希少な部位のほか、牛以外に豚や鶏の肉も多数そろっています。どれもこれも食べてみたいのですが、あぶらホルモンと一本ゲタカルビにノックアウトされた筆者、次回もこの2品を集中的に食べてみよう、と心に誓いました。みなさんもぜひ、味わいに行ってみてください。
(取材・文◎松本壮平)
●SHOP INFO
店名:焼肉たむら 2号店
住:東京都台東区上野2-2-6
TEL:03-6240-1704
営:15:00〜翌9:00(日・祝は〜翌5:00 ※祝前日の日曜は翌7:00まで)
休:無休