「コロナ禍での新しい声かけ方法を」 目の不自由な人のための誘導法、盲導犬の支援団体が呼びかけ

2020年11月9日(月)14時46分 BIGLOBEニュース編集部

画像はもうどう犬 エルくんTwitterスクリーンショット

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目や体に障がいのある人を支援している盲導犬総合支援センターは9日、コロナ禍での「新しい声かけ方法」を知ってほしいと協力を呼かけた。


新型コロナウイルス感染拡大前の道案内は、目の不自由な人にヒジを持ってもらい手引きする方法を取っていた。しかし、今はソーシャルディスタンスが標準であるため、盲導犬総合支援センターは「少し前を歩いて、声で誘導」する方法を紹介している。まずは、誘導する意思を伝えるため「改札まで案内しますね」などと声をかけ。少し前を歩きながら、「しばらく直進します」などの道案内を行う。また、これまで手伝いがいらなかった入店時には消毒液までの誘導が必要。「3歩前に消毒液ありますよ」など設置場所までの距離感わかるように教えるといいという。レジでも間隔を開けて並ぶため、前の人が動いたかどうかわかりにくい。このような場合も、「2歩進みましたよ」と進み具合を教えると、目の不自由な人は「助かる」そうだ。


盲導犬総合支援センター公式キャラクター「もうどう犬 エルくん」は、「これからも声かけヨロシクだよ」と呼びかけている。


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