おいしいのは確かだけど... スーパー玉出の「激安ケーキ」、やっぱり普通じゃなかった
2019年11月9日(土)12時0分 Jタウンネット
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界その25 文・写真 Met
大阪名物の激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。そんな「玉出」のお惣菜コーナーを大阪在住の筆者が物色。B級グルメならぬ、「T(=玉出)級グルメ」の味をレポートします。
今回見つけてきたのは、「ミルクケーキ(マンゴー)」と「ミルクケーキ(モンブラン)」(各税込158円)です。丸いプラスチックの容器に入った可愛らしいケーキが2種類売っていたので、どちらも買ってきました。これらを食べ比べてみます。
どっちも普通においしいが...
まず「ミルクケーキ(マンゴー)」を見ていきましょう。マンゴー味のケーキは食べたことがないので、どのような味がするのか非常に楽しみです。
フタを開けてみると、鮮やかな黄色のクリームが見えてきました。マンゴーの果肉もしっかり3切れ入っています。
食べた途端に爽やかなマンゴーの風味が口いっぱいに広がります。果肉はもちろんのこと、クリームにもマンゴー感が出ていて、マンゴー好きにはたまらないんじゃないでしょうか。
強烈なオレンジ色をしているのでケミカル味を予想していましたが、スッキリした味わいで食べやすいです。
底のほうからは、なにやらオレンジ色のジャムが出てきました。柑橘系に近い酸味があり、さらにさっぱりと食べられます。また「ケーキ」という割にはスポンジがかなり少なく、どちらかというとプリンを食べている感覚でした。
お次に「ミルクケーキ(モンブラン)」を食べていきます。こちらはお馴染みモンブランということで、おおむね味の想像はできますが、はたして美味しいのでしょうか。
フタを開けてみると、よく目にするモンブランクリームが現れました。上に乗っている栗の実もかなりキレイな形で、期待が高まります。
食べてみると、まさにいつもの馴染み深いモンブランケーキの味。栗はスプーンでもさくっと切れるぐらいの柔らかさで、ケーキの食感とうまく合わさります。また栗にかかっている透明なソースに少しだけ酸味があるからか、甘ったるさが抑えられていました。
しかしよく見るモンブランケーキと比べればモンブランクリームの量がかなり少なく、後半は完全にショートケーキです。スポンジは水分を吸っているからか、ふわふわというよりはしっとりした食感。モンブランとショートケーキ、1つで2度楽しめる商品でした。
ということで今回はスーパー玉出のミルクケーキを2つ紹介しました。どちらも食べやすいサイズで、食後のデザートにぴったりです。スーパー玉出でお惣菜を購入する際には、ぜひ一緒にデザートもつけてみてはいかがでしょうか?