「已己巳己」「侃侃諤諤」「罵詈讒謗」って分かる? 読めたらスゴい難読四字熟語

11月9日(金)12時0分 ねとらぼ

 四字熟語は、「弱肉強食」「一喜一憂」のように日常的に使われている表現ばかりではありません。学校では教わらない漢字が使われていたり、読み方が変わっていたりして非常に難しいものもあります。
 今回は「難読四字熟語の読み方」をクイズ形式でまとめてみました。この問題が全部解けて、熟語の意味まで分かるくらい漢字に詳しい人って、日本に何人いるんだろう……。
【問題】
Q:不撓不屈
Q:已己巳己
Q:侃侃諤諤
Q:喧喧囂囂
Q:哀毀骨立
Q:伊尹負鼎
Q:蜿蜿長蛇
Q:燕頷虎頸
Q:枉駕来臨
Q:鎧袖一触
Q:画竜点睛
Q:眼光炯炯
Q:蒟蒻問答
Q:紫電一閃
Q:蓴羹鱸膾
Q:切歯扼腕
Q:弾丸黒痣
Q:攀竜附鳳
Q:兵戈槍攘
Q:余裕綽綽
Q:竜驤虎視
Q:雲烟過眼
Q:捲土重来
Q:凄凄切切
Q:融通無礙
Q:罵詈讒謗
【答え】





Q:不撓不屈
A:ふとうふくつ。苦労や困難にあっても、心がくじけないこと。「不撓不屈の精神」などと使われる。
Q:已己巳己
A:いこみき。よく見ると、3つの違う漢字が使われている。互いに似ているもののたとえ。
Q:侃侃諤諤
A:かんかんがくがく。堂々と正論を主張するさま、盛んに議論するさま。
Q:喧喧囂囂
A:けんけんごうごう。大勢の人がやかましく騒ぎたてるさま。ちなみに、「けんけんがくがく」は「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」が混ざった表現とされる。
Q:哀毀骨立
A:あいきこつりつ。父母の死などを悲しむあまり、やせ細ってしまうこと。
Q:伊尹負鼎
A:いいんふてい。大望のために身を落とすことのたとえ。伊尹(いいん)は古代中国の人名。「料理人になって王に近づき、宰相になった」という逸話がある。
Q:蜿蜿長蛇
A:えんえんちょうだ。うねうねと長く続くもののたとえ。「蜿蜿(えんえん)」自体にも、ヘビなどがうねうねと長く続くさまという意味がある。「長蛇」は、長蛇の列でもおなじみの表現。
Q:燕頷虎頸
A:えんがんこけい。「燕(つばめ)のような頷(あご)、虎のような頸(くび)」の意。勇ましい武者の容貌などを意味する。
Q:枉駕来臨
A:おうがらいりん。客を喜んで迎えることを意味する敬語表現。「枉駕」「来臨」ともに、相手が来ることを敬っていう言葉。
Q:鎧袖一触
A:がいしゅういっしょく。鎧(よろい)の袖が一度触れたくらいで、簡単に敵を倒すこと。
Q:画竜点睛
A:がりょうてんせい。「画竜点睛を欠く」で、仕上げを欠いており、完全ではないことを意味する。読み方は「がりゅう」ではなく「がりょう」。
Q:眼光炯炯
A:がんこうけいけい。「炯」は光り輝くさまを表し、「眼光炯炯」は目が鋭く光る様子。全てを見透かしているような、人を圧倒する目。
Q:蒟蒻問答
A:こんにゃくもんどう。こんにゃく問答は「住職になったこんにゃく屋さんが禅問答を申し込まれてトンチンカンな応答をするが、相手の勘違いで勝ってしまう」という落語。ここから、見当はずれの返事などを意味する。
Q:紫電一閃
A:しでんいっせん。鋭い刀を振ったときに現れる光。転じて、物事の急激な変化。
Q:蓴羹鱸膾
A:じゅんこうろかい。ふるさとを思う気持ちの抑えがたさなどを意味する。「蓴羹(じゅんこう)」「鱸膾(ろかい)」はともに食べ物。「故郷でこれらを食べていた人が味を思い出したところ、官を辞して帰郷した」という故事がある。
Q:切歯扼腕
A:せっしやくわん。くやしさや無念さなどから、歯ぎしりをして、腕を強く握り締めること。
Q:弾丸黒痣
A:だんがんこくし。「弾丸」「黒痣」ともに小さなもののたとえで、とても狭い土地を指す。「黒痣」はほくろを意味し、「黒子」とも書く。
Q:攀竜附鳳
A:はんりょうふほう。「竜にすがりつき、鳳凰に付き従う」の意。力のある人物に従って、功績をたてること。
Q:兵戈槍攘
A:へいかそうじょう。戦いが激しいさま。
Q:余裕綽綽
A:よゆうしゃくしゃく。後半の「綽綽」は、ゆとりのあるさまを表す。
Q:竜驤虎視
A:りょうじょうこし。「竜が天に躍り上がる、虎が獲物をにらむ」の意。勢いがあり、権力を持って世の中を威圧すること。
Q:雲烟過眼
A:うんえんかがん。「烟」は煙やかすみを指し、「雲、煙などが眼前を過ぎ去る」の意。物事が過ぎ去ってとどまらないこと。また、物事に深く執着しないこと。
Q:捲土重来
A:けんどちょうらい(じゅうらい)。一度失敗した者が勢いを取り戻すこと。
Q:凄凄切切
A:せいせいせつせつ。「凄切」で、身にしみて悲しいさまなどを意味する。漢字を重ねた「凄凄切切」は、その強調表現。
Q:融通無礙
A:ゆうずうむげ。何ものにもとらわれず、自由なさま。
Q:罵詈讒謗
A:ばりざんぼう。罵詈雑言(ばりぞうごん)に近い意味。悪口を言ってののしること、その言葉。
●主な引用元
・コトバンク
・goo辞書
※2018年11月9日14時50分 修正:「攀竜附鳳」の読み方を「はんりょうほふう」と記載していましたが、「はんりょうふほう」の誤りでした。おわびして訂正いたします。

ねとらぼ

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